京都旅行2020~2日目

2日目、5時30分ごろ起床。かなり寒そうなので行くか迷いましたが、身体が起きてきたのでランニングに出かけることにしました。

極寒の中、半袖のランニングシャツ1枚を着て、地下鉄で京都御苑まで向かいます。そこから京都御苑の周りと鴨川沿いを合わせたコースを走りました。詳細は「京都でランニング」記事をご覧ください。

ホテルに戻ってきたら、シャワーを浴びて朝食をいただきます。それから部屋でヒープリを見て、9時45分くらいにホテルを出ました。

京都駅から奈良線で東福寺まで行き、そこから京阪本線で出町柳駅まで移動します。さらに叡山電車に乗り換えて、終点の八瀬叡山口で下車しました。

ここから歩いてケーブルカー乗り場へ向かいます。途中にある高野川の眺めや、八瀬もみじの小径がきれいでした。そしてケーブルカーですが、三連休による人出の多さとコロナ対策による乗車定員の制限で、長蛇の列となっています。20分くらい待ってケーブルカーに乗車しました。

このケーブルカーですが、なかなかの急勾配で距離も結構長いです。途中対向車とすれ違いができる分岐箇所がありました。このおかげで単線ながら上りと下りが並走できます。

ケーブルカーで上り終えたら、今度はロープウェイに乗り継ぎます。こちらも同じく長蛇の列。ケーブルカーと似たような時間待機して、乗車しました。山頂の紅葉はもう落葉が始まっていますので、このあたりから眺める紅葉が一番きれいだったかもしれません。

ロープウェイで山頂に着いたら、しばらく歩いてバス乗り場へ。近くにある展望台からは琵琶湖を眺めることができます。ここからシャトルバスに乗って延暦寺の東塔エリアに向かう予定でしたが、渋滞がひどくてバスが進みません。運転手さんの情報に基づき、ひとつ手前の停留所で降りて、そこから歩いて東塔エリアに向かいました。

まずは腹ごしらえのために、鶴㐂そばにて比叡そばをいただきました。色々入っていますが、山菜そばですかね。店内はだいぶ混んでおり、少し遅かったら行列に並ぶところでした。

その後は根本中堂を拝観します。改修工事中で外観を見られないのは残念ですが、内部は見学できます。このように薄暗い中で、仏像が鎮座している空間に身を置くと、自ずと厳かな気持ちになります。信心深い方ではないですが、俗世と切り離されるというか、そういった感覚になります。

先述したように外観は見られないのですが、足場が組まれており、そのステージ上から改修中の様子を見学することができます。またこのステージ上であれば、写真撮影が許可されています。逆に考えれば、改修中の様子を見られることの方が貴重ともいえます。

その後は、文殊楼、大講堂、東塔、阿弥陀堂を見学しました。国宝殿を見学できるセット券でしたので、こちらも見学します。1階と2階は仏像がメインの展示フロアになっています。荒々しい仏様から柔和な仏様まで、そして諸々の作風が興味深かったです。3階は書道の展示フロアとなっていました。漢字には見えない特徴的な記号のようなもので書かれた書が数点あり、何なのか気になりました。

これで東塔エリアは回り終えました。本当は西塔エリア、横川エリア共に回りたいのですが、バスの時刻等を考えると、どちらか一方しか行くことができません。せっかくなので遠い横川エリアまで行ってみることにしました。

横川エリアは東塔エリアや西塔エリアから結構離れた場所にあります。そのためか、人の数はだいぶ少なくなります。入口手前に出ていた露店でみたらし団子を買って頬張ります。小腹を満たしたら、境内を散策します。

朱色の足場が印象的な横川中堂を見上げつつ、坂道を登ります。横川中堂は中も見学できます。それから木に囲われた参道を進み、横川鐘楼に向かって右手へ進みます。そして見えてきたのが恵心院です。落葉の絨毯が美しいです。ちょうど石廊下の部分だけきれいに掃われているのが良いですね。

来た道を戻り、横川鐘楼のところをそのまま真っすぐ進んでいくと、四季講堂に着きます。こちらを拝観した後は、定光院を目指します。地図で見ても少し距離があることが分かっていましたが、想像以上に大変でした。そこそこの距離をひたすら下ります。

定光院では紅葉を楽しみ、そして本堂の中を見学しました。その後はバスの時間に間に合うように、早歩きで来た道を登っていきます。これがなかなか疲れます。何とか階段を登り終えたところでひと安心。見過ごしていた根本如法塔を見たら、バスに乗ってロープウェイ乗り場まで戻ります。

帰りのロープウェイは、行き以上の大行列。ロープウェイで下った後は、パノラマ広場で京都の夜景を楽しみます。背の高い建物が少ないので、光の海のように見えます。夜景を満喫した後は、ケーブルカーで下ります。ケーブルカーはあまり並ばずに乗れました。

山麓に着いたら、八瀬もみじの小径のライトアップを楽しみます。紅葉自体は全体としてまだ早い感じですが、ライトアップで浮かび上がる光景はきれいでした。

叡山電車で出町柳まで移動し、そこから京阪本線で三条乗り換えの東西線で東山にて下車しました。ここから歩いて目指した先は知恩院。清水寺などの状況をTwitter経由で見ていて若干身構えていましたが、こちらはほぼ待たずに入ることができました。

友禅苑では紅葉や石庭がライトアップされており、見事な明暗でそれらを際立たせています。闇夜に浮かび上がる三門も圧倒的な存在感がありますね。男坂では、青や赤などにライトアップが施されています。

それから御影堂のある広場へ移動します。御影堂の後ろからは6本の空へ伸びる光線を見ることができます。経蔵の付近は紅葉も美しいです。他にも宝彿殿や霊塔、阿弥陀堂を拝観しました。途中から雨が降り始めてしまいましたが、持ってきたF1.8のレンズで色々と撮影できて満足です。

その後は東山駅に戻り、東西線と烏丸線を乗り継いで京都駅に戻ってきました。京都駅周辺で夕食のお店を探します。昨晩はラーメンでしたので、今晩は京料理が楽しめる居酒屋が良いですね。

というわけで入ったのが京すいしん。価格帯はやや高めでしたが、気負わずに頼みたいものを頼んでみました。食事は、京風おでん、汲み上げ湯葉、蓮根挟み揚げ、上にぎり8貫、湯葉と生うにの茶碗蒸しを注文。お酒は、まず地酒の玉川を1合。すっきりとした口当たりですね。2杯目は同じく地酒の城陽です。こちらは玉川に比べて辛さを感じます。2杯目以降に合います。

ホテルに戻ったら、22時30分頃に就寝しました。さすがに日本酒を2合飲むと寝落ちしちゃいますね。でも悪酔いした感じはなく、気持ちの良いお酒でした。二日酔いも特になし。

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