米沢旅行

2010年10月30日~31日にかけて、米沢を旅してきました。

米沢旅行のアルバムはこちら!

初日、10時すぎに家を出発して、11時10分ごろ大宮駅に到着。夕食の予定が早いため、昼食を早く食べようと、売店で大宮弁当を買いました。そして11時34分発のつばさに乗って、いざ米沢へ。

新幹線のなかでは、大宮弁当を頬張りつつ、コロプラの位置登録に勤しみます。そして、13時30分ごろ米沢駅に着きました。天気はあいにくの雨。上杉神社まで歩いて行くつもりでしたが、観光ボランティアガイドの方から、バスがすぐ来ると教えてもらいました。10分ほど待ってバスに乗り、上杉神社へ向かいます。

10分ほどで到着しました。さっそく参道を歩いて行くと、「龍」と「毘」の旗が見えます。さらに足を進めて、かつての米沢城のお堀を渡ります。本殿に向かう途中には、さまざまな史跡や銅像があるので、適宜寄り道してます。鷹山公は銅像が2体ありました。

春日神社、上杉神社、福徳稲荷神社に参拝をしたあとは、稽照殿へ。上杉家ゆかりの刀や甲冑、絵巻、着物、軍旗など、実に見ごたえがあります。有名な「愛」の兜もありましたよ~。ちなみに、ちょうど七五三の時期だったので、きれいに着飾った子供たちの姿を見かけました。

その後も境内を少し散策し、15時すぎに登起波本店へ向かいます。バスの時間の都合でかなり早い夕食です。歩いて20分ほどなので、お腹をすかせるにはちょうどよいですね。

こうして着いたものの、やはりこんな時間では先客はおらず、うち一人でした。店員さんの気配がしなくて少々戸惑いつつ、無事入店しました。注文したのは、米沢牛のすき焼きで松コース。お酒は登起波を頼みました。昼から、すき焼きと日本酒に舌鼓、まいう~。ただすき焼きは自分で具材の投入タイミングを図るので、そこを失敗するリスクが…!

満腹となり、お店の外に出たら、だいぶ日が暮れていました。来た道を戻って上杉神社前のバス停へ。お酒を呑んだため、トイレが近くて困ります。上杉神社内に公衆トイレがあって助かりました。

バスが来たので、乗車して向かう先は白布温泉。乗客は徐々に減り、最後は自分を含めて2人だけ。何だか遠くへ向かっている感じがして、雰囲気が好きです。うちは車を運転しないので、路線バスが旅情を駆り立てるのかも。

18時30分すぎに白布温泉に着きました。一つ手前のバス停で降りてしまったようで、当たりは真っ暗。けれど宿まで大した距離ではないので、てくてく歩きました。そして本日の宿となる中屋別館不動閣へチェックイン。夕食は済ませているので、さっそく温泉へ。内湯と露天風呂がありますが、日も落ちているので内湯へ向かいました。オリンピック風呂と銘打たれていて、横に長い浴槽が特徴的です。お湯は結構熱めで、湯の花がたくさん舞っています。お湯自体は無味無臭ですが、全体的に温泉って感じの匂いがします。後日僅かに肌がピリピリしたので、泉質は強めだったのでしょうか。

温泉から上がった後は、テレビを見つつ、20時くらいに寝落ちしてしまいました。そして1時ごろ起床。持ってきたDSで遊んだり、携帯でネットサーフィンをして、3時ごろ再び内湯へ向かいました。こんな時間に温泉に入れるのは、温泉旅館ならではですね。

二日目、あまり寝ないまま、5時30分ごろ起床。6時ごろ、3回目の温泉へ。今度は露天風呂に行き、早朝の渓谷を眺めながら湯に浸かります。いやあ、絶景ですね。その後は朝食をいただき、再び温泉へ行きました。今回も露天風呂。少し日が高くなってきたので、紅葉の色もまた違う趣があります。

9時30分ごろに宿を出発して、白布温泉街を上のほうへ登って行きます。良い感じに紅葉していますが、天気がいまいちなのが残念ですね。雨が降っていないだけ良いですが。途中、白布大滝へ続く脇道があったので、入ります。前日の雨で足場が悪く、ちょっと大変。スニーカーが欲しかったです。

どうにか白布大滝まで到着。滝の紅葉の組合せは映えますね。同時に滝から眺める下流の眺望も良いです。

それから、紅葉を楽しみつつ、西国三十三観音などの史跡を散策。薬師堂は雨で道の状態が悪く、行けませんでした。そうこうしながら向かった先は、天元台高原ロープウェイの湯元駅。

ロープウェイに乗って天元台高原へ向かうのですが、途中からものすごくガスってきました…。そして高原に着いたら、5メートル先も見えないありさま。高原から見下ろす紅葉を期待していたので、かなり残念です。とりあえず高原をてくてく散策。するとちょっと薄日が差してきました。けれど、周りがガスっているので、あまり意味なく…

とりあえず火焔の滝が見えたらいいな、と思いつつ、駄目もとで展望台へ向かうと、予想外にこちらは晴れていました!快晴とは程遠いですが、火焔の滝や周辺の紅葉が、太陽に照らされていて、絶景かな。時折わずかな青空も覗き、こちらまで足を伸ばして正解でした。

満足して、ロープウェイで再び湯元駅まで下ります。このロープウェイから見下ろす山肌の紅葉が素晴らしいです。行きのときは、高原から見下ろせると思ってあまり見ていなかったので、気づきませんでした。

ロープウェイを下りたあとは、バスに乗りたかったのですが、タイミングが合わずに次は1時間後。仕方ないので、温泉街を散策します。すると、ここに来て、こちらも晴れてきました。慌てて途中に見つけた紅葉ビュースポットに戻ります。やはり太陽の光があると、段違いに映えます。

その後は、かもしかやでお土産を購入しました。山形らしくワインを1本とだだちゃ豆のせんべいです。あとは、山肌の紅葉を眺めながら、バスの到着を待ちます。

40分ほどバスに乗り、再び上杉神社前へ戻ってきました。この日の昼食は米沢ラーメンを食べるため、上杉神社近くにあるお堀端さっぽろへ向かいます。お昼時を外しているので、客は少ないですが、うちのあとに観光客らしき組が来ました。肝心のラーメンのほうですが、なかなか好きな味です。ちぢれ細麺なので、中華そばのように食べると良いですね。

ラーメンを食べたあとは、腹ごなしに米沢駅まで歩きます。まあ、単にバスがないから歩いたんですけど。だいたい30分ほど掛かりました。程よい時間です。新幹線の時間まで多少余裕があったので、宮坂考古館へ寄ることにしました。

一旦駅まで出てしまったので、多少戻りつつ、入館。館内には、米沢の地古来のものや、米沢藩ゆかりの展示物がいろいろとあります。展示スペースはさほど広くありませんが、見ごたえがありました。

その後は再び駅へ戻り、お土産を買って、新幹線へ。新幹線は思った以上に混んでいました。普通の土日でしたが、結構利用者がいるんですね。

こうして今回の旅は終了です。米沢の歴史やグルメを堪能し、白布温泉で温泉と紅葉を満喫することができました。少し天気が残念でしたが、最後には晴れてくれて良かったです。心残りとしては、芋煮を食べる機会がなかったことですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする