2009年08月29日、柏で受験して、無事合格しました。201と202の同時受験です。
201(取得点:620、合格点:500)
Linux Kernel | 70% |
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SystemStartup | 100% |
FileSystem and Devices | 70% |
Advanced Storage Device Administration | 83% |
Network Configuration | 69% |
System Maintenance | 85% |
Domain name Server | 50% |
202(取得点:540、合格点:500)
Web Services | 66% |
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File Sharing | 75% |
Network Client Management | 57% |
E-Mail Services | 71% |
System Security | 46% |
Troubleshooting | 57% |
勉強方法は、翔泳社のLinux教科書を使いました。まず、テキストの内容を通読し、その過程で章末問題を解きます。そして、60問ある模擬問題を、201と202について解きます。章末問題は2回、模擬問題は3回(うち1回は、誤答箇所のみ)回しました。
他には、テキストの内容をベースに、自作問題集を作りました。問題を作る過程で発生した疑問は、ネットで調べて追記したりしました。だいたい150問弱になります。単に流し読みだけでは、なかなか定着しないと思うので、問題集として起こしてみました。
上記のような勉強を、6月末からのんびりと始め、8月に入ってから本格的に進めました。時間は23時間程度です。
試験の感想は、やはり難しかったです。Linux教科書でカバー出来ていたのは、半分強だと思います。その他の問題は、これまでの実機経験で多少補うことができました。まったく答えが想像できないものもありましたが、多くはこれまでの経験をもとに、ある程度答えを絞り込むことができ、助かりました。
また、事前に聞いていた話の通り、こんなオプションまで聞くの?という問題も散見されました。もちろん覚えておくのがベストですが、多少取りこぼしても、他でカバーできるかと思います。
あと、各分野ごとの重要度がLPICの公式ページに載っていますが、まったく当てになりません(苦笑。まさかDNS関連の出題が、あれほどとは予想外でした。軽視しては駄目ですね…
以上、受験報告です。Linux教科書(通称あずき本)を完璧にすれば、合格できると思います。ただ、問題数は絶対的に足りないので、教科書の内容から自作をするか、黒本などの問題集を購入をしないと、あまり余裕が持てないかと思います。あとは、実機経験があれば、それなりに助けになります。
なお、これで有意性期限は5年先なので、レベル3の受験は当分考えなくて良いかなあ、と思っています。
みんなの受験記にも書きましたので、良かったらご覧ください。