統計検定2級~その9(受検)

2024年02月01日の午前に受検してきました。平日ですが午前半休を取得しています。会場は横浜駅前にあるオデッセイテスティングセンター横浜店を選びました。スカイビル27階にあり、降車してから10分程度の移動時間です。

テスト開始時間の10分前から受付開始ですが、実際にはもう少し早い時間から受け付けている模様。身分証明書を提示し、荷物は電卓以外をロッカーに預けます。その後すぐに指定の席へ移動し、事前に登録したオデッセイコミュニケーションズのIDでPCにログインします。注意事項を読んだら試験開始です。

電卓は大きめのものを持ち込みました。以前は手のひらサイズの小型電卓を使っていましたが、大きい方が打ちやすくて良いです。計算用紙はA4サイズの用紙が2枚支給されます。筆記具は黒ボールペン1本となります。Twitterなどで見ていると、ラミネート加工された用紙にマジックペンという記載もあったので警戒していたのですが、これは試験会場に依存するようですね。

試験は全部で32問ですが、最後の2問は小問2問の構成になっていたので、実質35問となります。出題順序はPBT形式の過去問と同様で、記述統計、確率、推測統計の順番です。5つの選択肢からの択一式ですが、小問を含む問題のみ何故か選択肢番号を半角数字で入力する形式になっています。

記述統計はわりと計算させられますので、このペースだと後半大丈夫か不安になりますが、計算量が少ない問題が増えてくるので大丈夫です。この分野の内容自体は簡単なので、つまらない計算ミスによる失点は避けたいところです。

確率関係は、出題様式を変えられると、解法への落とし込み方が分からなくなるケースが多いので、苦手意識があります。今回もベイズの定理について、公式は覚えているけどそこへ落とし込むことが出来ずに苦労しました。一応あとで見直す、で何とか解けました。ポアソン分布のところは、公式が記載されているけど、どの値をどこに入れるのか、さっぱり分かりませんでした。あれは難問カテゴリなのか、自分の頭が追い付いていないだけなのか、気になります。

推測統計は、一番ボリュームが多い気がします。ただし問題によっては、解法の導出フォローや計算工程の省略などがありますので、問題文を最後まで読んで不要な作業を避けることが肝要です。そのため、思ったより短い時間で解き進めることができます。

問題の難易度については、その問題との相性もあるかと思いますが、特に出題順序に依存する印象はありませんでした。なので、手をつけてみて解けそうにない問題、或いは3分間くらい考えてみたけどあと一歩解ききれない問題についても、適当な選択肢を選択し「あとで見直す」チェックを入れて、早々に見切りをつけることが大切です。90分で35問を解く必要があるので、それほど余裕はありません。

時間は3分程度余ったので、見直しチェックを付けた問題2問を再考し、1問はとりあえずそれらしい解答が出てきたので、選択し直します。残り5秒で試験終了のボタンを押下しました。それから10問くらいのアンケートに回答して、試験結果が出力されます。

ドキドキの瞬間ですが、無事合格できました。合格基準60点に対して70点による合格なので、及第点でしょう。何となく60点は取れそうかな、という感覚はありましたが、ひと安心です。以下、上の画像内にもありますが、結果レポート内容です。

セクション正解率
1変数・2変数の記述統計の分野75%
データ収集・確率・分布の分野83%
推定・検定・線形モデルの分野55%
合計70%

推定・検定・線形モデルの分野が思っていた以上に低いですね。解けたつもりの問題は、誤解法向けに用意された選択肢を選んでいたのかもしれません。CBT形式だとPBT形式のように、自己採点や分析ができない点がやりづらいですね。今回は合格したからまだ良いものの、不合格だった場合は対策がしづらいです。

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