劇場版 ポールプリンセス!!

2024年05月05日、横浜ブルグ13にて「劇場版 ポールプリンセス!!」を鑑賞してきました。元々の上映期間は、タイミングを逃して鑑賞できなかったのですが、47都道府県全国上映ツアーが始まったので、それに合わせて鑑賞してきました。

入場者特典は、イラストポストカードです。プリズムヤクザの静かな圧は受けていましたが、ほぼ予備知識なしの鑑賞となります。冒頭のダイジェストを見て、劇場版単体ではないんだ、と知ったほどです。60分という限られた尺なので、ストーリーがサクサクと進んでいくのが良いですね。地区予選の試合の様子はバッサリとカットされ、その後の慰労会で振り返る形が取られました。

キャラクターもそれぞれ個性があって魅力的ですね。どうしてもプリティーシリーズに重ねてしまう部分がありますが、その枠には収まらない新たな魅力をそれぞれのキャラクターたちが持ち合わせていました。それぞれの理由によるぶつかり合いも見応えがありました。ミオさんは中の人や口調のためか、ヤマノススメのここなさんが時折頭を過りました。

そして一番特筆すべきは、ライブシーンです。通常時の振り付けや歌唱シーンは、従来のプリティーシリーズと同様のステージなのですが、そこにポールダンスという要素が加わることで、従来は見られなかった動きが加わり、一層の迫力を感じました。ポールを使うことで、重力に対するよりリアルな浮遊感を印象付けられるのかな、と思います。衣装もポールダンスの動きに合わせて映えるような形になっており、見応えがありました。通常上映であるにも拘らず、各演目が終わる度につい拍手を贈ってしまいそうになりました。

というわけで、あっという間の60分でしたが、グッと世界に引き込まれる作品でした。ストーリーとしては、もう1作品くらい作れそうな余白があるようにも感じました。

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