メノウ研究所と反逆の被験者

2024年05月05日、友人たち4名で、竹芝ポートシティビルのポートスタジオで開催された「メノウ研究所と反逆の被験者」に参加してきました。9時30分開場10時開演の回です。

ネタバレできないので、ざっくりとした感想になりますが、とにかく情報量が多かったですね。謎の量も多いので65分の制限時間では全然間に合いません。足切り的に一定時間ごとにチェックポイント通過目安時間を告げられ、ヒントを与えられて引き上げられていく感じです。どこかで大きく詰まった印象はないのですが、量が多いので少しでも詰まると足切りタイムに追い付かれてしまいます。なお便宜上足切りと表現していますが、ヒントやサポートは拒否できますし、特にプレイを続ける上での制約はありません。

大謎に辿り着いた時点で十分な時間は残っておらず、情報の整理もできなかったので、ほぼ考えることはできませんでした。一方で解説タイムでは、大謎の部分に8割方割いており、そこで解答へ至る思考プロセスを聞いても、我々はほぼ考えることができていないので、なるほど~!といった気持ち良さを得られずに残念でした。解説タイムのボリュームから考えても、制作側は一番力を入れていた部分かと思いますが、そこを楽しむことができない構成はとてももったいなく感じました。

一応脱出達成度は80%となっていますが、これは初めて参加する層に何となく達成感を味わってもらうための演出で、実質的には良くて50%くらいかと思います。ヒントなどのサポートが入るので、それらを受け入れていれば、80%までは大半の人が到達するような作りになっていました。

全体を通して、謎解きが得意な人向けにハイレベルな謎を提供し、入門者には雰囲気を楽しんでもらうためのサポート環境を徹底しているような印象でした。少量であってもヒントやサポートを活用して大謎までたどり着いたら達成感は少ないですし、ならばいっそそれらをフル活用して早い段階で大謎までたどり着いてしまうというやり方もあったのかもしれません。

会場外は物販コーナーと展示コーナーがあります。

謎解きライブ後は、貸会議室でカナリナゾーイの謎遺るアトリエをプレイしました。所々詰まりましたが、一部ヒントを使いつつ、知恵を出し合いクリアしました。他にはクリアファイル付属の謎を解いたり。

帰宅後は、「メノウ研究所と反逆の被験者」の事前謎を事後に解いてみました。最後の謎が少し手こずりましたが、ノーヒントで解けました。あれくらいの情報量だと使うものも限定されるので、程よいです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする