2024年06月08日、JDLA Generative AI Test 2024#1を受験しました。受験料は税込2,200円で、受験当日の10:00~23:59までの間にオンラインでどこでも受験できます。試験時間は20分間で、択一式/多肢選択式19問、記述式1問の合わせて20問となります。本当は自宅で腰を落ち着けて受けたかったのですが、当日はお出かけしており、帰宅が遅くなりそうだったので、移動中のバス車内からスマホで受験しました。電波が安定しないリスクはありましたが、問題なく最後まで解けました。
試験内容の情報を漏らしてはいけないので、ざっくりとした感想になります。問題はシラバスに沿った内容が出題されます。シラバスの内容から発展した奇をてらったような問題には出合いませんでした。択一式の問題は消去法などでほぼ迷いなく解答できますが、多肢選択式は概ね正しいだろうと思っていても一抹の不安は残ります。また多肢選択式は、問題文の「適切な」と「不適切な」を読み違えても、その誤りに気付きにくいので要注意です。そして最後に1問出題される記述式は、意外と難しかったです。単語や簡単な文章を答えさせる問題かと思っていましたが、複数の要素についてそれなりに文章を書かされる問題でした。記述式には2分間くらい残しておいた方が良いでしょう。
もともと生成AIに関する知識は業務上多少あったとはいえ、今回の試験勉強はシラバスの用語調査のみで、4時間弱(201分)となります。合否通知は2024年06月21日の13時以降で、合否基準は非公開ですが、感覚的には大丈夫かな、と思います。前述の通り多肢選択式の部分が不安ではありますが、まったく分からない問題はなく、難易度は比較的優しめだったと思います。ただ無勉強で挑んだら、さすがに危うかったかもしれません。様々な観点から生成AIについて学ぶきっかけを得るのに、良い試験だと思います。