潜水士~その4(勉強まとめ)

今回の試験に向けた勉強時間のまとめです。

テキスト読み276分
問題演習286分
合計562分(9時間22分)

そして、問題演習で比較的間違えたな、と思う箇所を中心にしたメモです。一応網羅的にするため、もともと理解できていた箇所も載せています。

  • 水中での光は、波長が長い赤色は吸収されやすく、波長の短い青は吸収されにくい
  • 光の屈折により、空気を含むマスク越しに水中を見ると、実際よりも近くに、大きく見える
  • 水中での音は遠くまで伝わるが、両耳効果の減少により音源の方向を探すことが難しい
  • ボイル・シャルルの法則:PV/T
  • ヘンリーの法則:液体に融解する気体の体積は、圧力に依らず一定であり、質量は圧力に比例する
  • ダルトンの法則:混合気体の全圧は、各気体の分圧の和
  • 送気式潜水
    • 定量送気式
      • ヘルメット送気式
      • 軽便マスク式
    • 応需式
      • フーカー式:レギュレーターはマスク外でくわえる
      • 全面マスク式:レギュレーターはマスクに取り付けられる
    • スクーバ式
      • 開放回路型
      • 半開放回路型
      • 閉鎖回路型
  • 大潮と小潮(1月くらいのサイクル)
    • 大潮は満月および新月。月の引力の影響を強く受け、干満の差が大きい。
    • 小潮は上弦・下弦の月。干満の差が小さい。
  • 干潮と満潮(1日のサイクル)
    • 1日にそれぞれ2回ある。満潮は太陽と一直線になるタイミング
  • ヘルメット式潜水では、救命胴衣やBCではなく、命綱を用いる
  • 送気系統:大まかには、コンプレッサー→空気槽→空気清浄装置→送気ホース
  • スクーバ式潜水の給気可能時間の計算
    1. 使用できる空気の大気圧下での量を求める。予備に残す分を引いたボンベの圧力とボンベの容積を掛ける。圧力の単位はMPaで与えられていることが多いので、atmに換算するため10を掛ける
    2. 作業する水深での呼吸量を求める。大気圧下の呼吸量にその水深の絶対圧力を掛ける
    3. 上記1で求めたボンベの空気量を上記2の呼吸量で割ると、給気可能時間が求まる
  • 減圧理論(ZH-16Lモデル):血流の多い組織は不活性ガスの移動が速く、半飽和時間が短い。16の理論的な半飽和組織が定義されている。
  • 肺酸素中毒単位:UPTD
    • 1日あたりの最大曝露量は600UPTD、1週間あたりの最大曝露量は2500UPTD
  • 気胸は、胸膜腔に空気が入り、息を吸っても肺が広がらない状態
  • 血液循環は、大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺静脈→左心房→左心室→大動脈。
    • 肺動脈と肺静脈は、大静脈と大動脈と逆の組になるので注意
    • 心臓の4つの部屋は、左右どちらも心房が入口になる。平面図の位置関係でみると、左右で入口が変わりそうに見えるので注意。
  • 中枢神経→脳、脊髄。末梢神経→体性神経、自律神経。体性神経→知覚神経、運動神経。自律神経→交感神経、副交感神経。
  • 救急処置法
    • 胸骨圧迫は5cm沈むように、100~120回/分のペースで行なう。
    • 胸骨圧迫と人工呼吸の配分は30:2
  • 空気槽の容積の計算式
    • 定量送気式:V=60(0.03*最大深度+0.4)/空気槽の圧力
    • 応需送気式:V=40(0.03*最大深度+0.4)/空気槽の圧力
  • 特別教育が必要となるのは、バルブコック操作をする者と、再圧室を操作する者。
  • 定量送気式の場合、毎分60L以上、応需送気式の場合、毎分40L以上の送気が必要。
  • 浮上速度は毎分10m以下。浮上後14時間は重激な業務を実施させてはいけない。
  • 点検期間
    • 空気圧縮機:1週間
    • 空気清浄装置、水深計:1ヶ月
    • 水中時計:3か月
    • 流量計、ボンベ:6か月

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