フィジーでダイビング

2025年05月05日、フィジーのパシフィックハーバーにてダイビングをしてきました。初めての南太平洋でのダイビングとなります。旅程が短いので、当初は到着日午後に2ダイブ、翌日に2ダイブで考えていましたが、同日に4ダイブ可能とのことなので、それで計画しました。しかし当日午後の強い南風による海況不良で、最終的には午前2ダイブのみとなりました。ただこの2本はメインイベントといえるシャークダイブでしたので満足です。

お世話になったショップはベンガアドベンチャーダイバーズです。7時45分にホテルまで迎えが来て、そこからショップまで移動します。ショップはベンガラグーンリゾート内の敷地にあります。川沿いに建っており、ショップ前から直接出港出来ます。

受付を済ませたら、レンタル器材を案内されます。今回はシャークダイブということで、サメを刺激しないように器材の色味に制約があります。マイ器材は明るい色が多いので恐らくNGです。ダイビング日程も1日だけであることから、今回は全てレンタルにしました。レンタル器材のフィンは素足に履くタイプです。またシャークダイブはグローブ着用必須ですが、こちらは船上で渡されるのでこの場では受け取りません。ウェットスーツを着てしばらく待っていると船への乗船案内があります。

ポイントまでは10分くらいでしょうか。川の部分はゆっくり航行して、海に出たら速度が上がります。ポイントに着いたら潜降準備です。ウエイトは特に重さは聞かれず予めセットされたものを受け取りました。エントリは船の左舷からジャイアントストライドエントリです。

1本目は水深20メートル近くまで潜り、崖の上に一列に並んでうつ伏せ状態になります。崖の先では、海上から吊り下げられた餌箱にサメたちが群がって来ます。その間はサメ避けの棒を持ったスタッフがガードをしてくれます。噛まれるといった襲われる怖さはありませんが、如何せん巨体なのでぶつかられた時の怖さがありますね。

ずんぐりとした巨体のブルシャークやつぶらな瞳をしたレモンシャークなど様々なサメたちが泳ぎ回る様子を楽しむことが出来ます。崖の上から動くことが出来ないのでサメとの距離をこちらからコントロール出来ず、フラッシュ撮影は難しいですね。どうしても浮遊物が多く写り込んでしまいます。一方でサメたちは縦横無尽に泳ぎ回るので、フラッシュがないとブレがちです。

20分ほどしたら深度を上げて、10メートルくらいの場所へ移動します。若干見られるサメの種類が変わって、深場より小型のサメが目立つようになります。目線をいただけたりもします。

そして太陽の光も届きやすくなるため、だいぶ明るい印象に変わります。そのためサメだけではなく、色鮮やかなハードコーラルも楽しめます。

その後は中層で安全停止をしてエグジットとなりました。エグジットは船体後方のラダーから行います。基本的にほとんど動き回らないダイブなので、深場でもそこそこ長居出来ます。

本数219
日付2025/05/05
エリア/ポイントFiji Pacific Harbour/Shark Reef Marine
エントリ方法ボート
潜水時刻09:16-09:59
水深(平均/最大)15.4m/28.5m
水温(水面/水底)29.2℃/28.7℃
気温27℃
残圧(開始/終了/容量)210/70/10L

1時間ほどの水面休息を挟んで2本目を潜ります。2本目は1本目の最初より浅い場所になります。多少見られるサメの様子は変化しますが、1本目と大きく変わる部分はありません。サメが主役ですが、ロクセンスズメダイやヨスジフエダイなどの群れも楽しめます。

こちらで見られるサメの種類は全部で8種類で、タイガーシャーク、ブルシャーク、シルバーチップシャーク、レモンシャーク、グレイリーフシャーク、ブラックチップリーフシャーク、ホワイトチップリーフシャーク、ナースシャークです。全てを見分けることは出来ませんが、色々な種類のサメたちがいることは分かります。タイガーシャークは恐らく見られていません。ぼんやり縞模様のあるサメはいたけど、体型からタイガーシャークではなさそうです。

2本目は浅い場所に移動しての観察はなく、浅場へ移動してロープに掴まったら、そのまま安全停止となってエグジットです。

本数220
日付2025/05/05
エリア/ポイントFiji Pacific Harbour/Shark Reef Marine
エントリ方法ボート
潜水時刻11:03-11:41
水深(平均/最大)14.0m/16.4m
水温(水面/水底)28.5℃/28.5℃
気温27℃
残圧(開始/終了/容量)210/120/10L

予報通り南風の影響でだいぶ波が立ってきました。ショップへ戻った後はシャワーを浴びて器材片付けをします。ログ付けは特に行われません。リクエストすればショップのスタンプは押させて貰えます。今回ダイビング代は事前に支払い済みですが、レンタル代は現地精算です。しかし今回は午後のダイビングがキャンセルになったため、その返金分と差額精算になりました。その後はホテルまで送迎してもらって、ダイビングは終了です。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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