日商簿記1級~その3

商会2のテキストを粛々と進めています。ようやくテーマ11を終えて、あと少しで終わりそうです。聞くところによると、商会は連結会計とキャッシュフロー、工原は設備投資の意思決定が、ラスボス的存在らしいですね。気合を入れて臨まないといけません。

テーマ1「現金預金」

  • 2級の復習程度。特に難しい論点なし

テーマ2「金銭債権・貸倒引当金」

  • 現在価値と将来価値など、時間経過による利息等を考慮した換算方法が重要。この後のテーマでも基本的な考えとして、必要になる
  • 貸倒引当金の部分は、特に難しい論点なし

テーマ3「有価証券」

  • 基本的な論点は2級までと大差なし
  • 償却方法に利息法と定額法

テーマ4「有形固定資産」

  • 主に減価償却方法の内容が中心
  • 論点は2級までの内容にいろいろ追加されているけど、難しい内容はない

テーマ5「リース取引」

  • 幾つかの条件に基づき、処理方法が変わる
  • 所有権の移転有無により、減価償却方法が変わる

テーマ6「無形固定資産」

  • 特に難しい論点なし

テーマ7「繰延資産・研究開発費等」

  • 特に難しい論点なし
  • 職場で、研究開発費で買った設備を通常業務に転用できない理由がわかった

テーマ8「引当金」

  • 特に難しい論点なし

テーマ9「退職給付会計」

  • 年金資産と退職給付債務のイメージが掴めれば、特に難しい論点はない
  • 基本的に閉じた世界の話

テーマ10「社債」

  • 基本的な考えは2級と同じ
  • 抽選償還や減債基金などの新しい論点が登場するが、特に難しくない
  • 過年度償却額が誤っているケースがあるので、最初に確認する必要がある。ただでさえ手順の多い社債関連の処理が、一層面倒になる

テーマ11「純資産」

  • 新株予約権や転換社債の内容が中心。論点は特に難しくない

ここまでの感想としては、社債が相変わらず面倒くさいなあ、という印象です。あと、リース取引は最初イメージが掴めませんでしたが、一度分かれば大丈夫です。良く出てくる論点としては、利息法の部分がまだ怪しいですが、こちらは演習を重ねていけば身につくでしょう。

現在、商会2の残りのテーマを進めていますが、デリバティブ取引、外貨換算会計、税効果会計など、ページ数は多くないのに内容が難しいですね。まさに連結を前にしたボスオンパレード状態です^-^;。今日中に商会2を終えられたら良いな、という算段でしたが、無理そうなので、今週末の達成を目指します。

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コメント

  1. CAP より:

    商会・合格テキストの2冊目は、膨大な量に圧倒されますよねぇ…

    それにしても、よくこの早めな時期で多くの論点を理解できましたねぇ!
    やはりイメージが付きやすいものは、覚えやすいですよね。
    税効果なんて日常生活でまず出ないので、理解が大変でした。
    …結局、暗記でゴリ押ししちゃってますf ^^;

  2. bokupi より:

    >CAPさん
    いよいよ今週末ですね。
    3時間の長丁場ですが、体調万全に頑張ってください。

    商会2のテキスト、始める前はどれだけ掛かるのやら、という感じでした。
    ただ分量は多いですが、1個1個のテーマが比較的独立しているので、
    その点ではやりやすいかな、と感じます。
    次の商会3は、各テーマが連鎖していそうで、大変そうだなあ、
    と危惧しています。(まだ全く読んでもいませんが)

    最初は、とにかく早めに一周したいので、
    設例をとりあえず解く程度のことしかしていません^-^;
    理解もうわべだけな感じです。
    テキストを一周して、ようやくスタートラインだと思うので、
    8月初めを目指して頑張りたいです。