今回も受けてきました。三度目のITサービスマネージャ試験です。会場は東京理科大の野田キャンパス。午前1免除なので、9時30分すぎに家を出ました。
【午前1】
免除。
【午前2】
とにかく反省点は、ITILv3の勉強をほとんどしなかったこと。頭の片隅にはあったのですが、そもそも当初の学習計画から漏れていました。買った参考書が2010年度のものなので、あまり取り上げていないんですよね。その当時はITILv2の内容が中心だったのですが、最近はITILv3からもずいぶん出題されるようになったと感じています。自分のように古い参考書を使っている人は、意図的にITILv3の勉強しないといけません。要注意です。
ちなみに、ITILv3、サービス戦略やサービスデザインなどの大きな括りは把握していましたが、プロセスレベルの知識は不十分でした。というわけで、イベント管理プロセス関連で2問失点。
その他の問題も含め、確信が持てない問題が合わせて6問ありました。10問までミスは許されます。なので、「たぶん大丈夫だけど、事故ると不合格」という、ちょっとモヤモヤした気分のまま、午後試験へ突入です。
【休憩】
普段は外へ出てお店で食事をとるのですが、この会場は外まで遠いし、あまり食事処もなさそうです。というわけで、あらかじめコンビニ弁当を買っておきました。パンやおにぎりではなく、ちゃんと幕の内弁当です。食事は試験中の数少ない楽しみですからね~。
【午後1】
選択式です。今回の問題は、サービスレベル管理、ITサービス財務管理、アプリケーションの受け入れ、セキュリティ管理でした。セキュリティ管理は真っ先に選び、ITサービス財務管理は真っ先に外します。で、残り2つの問題を見比べて、後半の問の答えがイメージできたサービスレベル管理を選びました。というわけで、問1と問4を選択です。
どちらも難易度てきには同じかなあ、といった手応えです。解答にかけた時間は半々くらいですかね。見直し時間は10分ほど。解答欄はすべて埋めましたが、間違いないと確信を持って埋めた問題から、たぶんこれかなあとふわふわした感じで埋めた問題まで、様々です。答え合わせをしなければ、何となく通過した気分でいられそうです。
【午後2】
さて、過去2回とも午後2で落ちているので、満を持して臨みます。今回の問題は、重大なインシデント発生時のサービス回復時の対応、ITサービス継続性管理、ユーザーとの接点からの気付きを改善につなげる活動でした。ITサービス継続性管理は、震災と絡めてホットなお題ではありますが、十分なイメージができないのでパスです。インシデントは鉄板問題ですが、本問で問われている内容は、ちょっと具体的なイメージが湧いてきませんでした。結果、学習中に似た内容の問題を解いた改善活動を選びました。というわけで、問3を選択です。
時間配分は、以下の通り。
- プロット作成(14:30~14:45)
- ITサービスの概要(14:45~14:50)
- 設問ア(14:50~15:15)
- 設問イ(15:15~15:55)
- 設問ウ(15:55~16:25)
- 見直し(16:25~16:30)
というわけで、ITサービスマネージャ試験では、はじめて論文を最後まで書き上げることができました!字数は設問ア700字、設問イ900字、設問ウ700字です。設問アに書いた設定を、設問イやウでわりときれいに活かすことができて、勝手に満足しています。あとは、設問イで評価項目の検討結果を表すのに、表を書いてみました。まあ、原稿の枠線が邪魔で、いまいち見づらいのですが。ちなみに、表にした部分を差し引いても、一応800字を超えるようにしています。
【試験後】
というわけで、無事試験を終えました。試験後の解放感はいつでも良いものですね。ずっと心にモヤモヤと残っていた午前2ですが、JITECの公式解答で自己採点したところ、84点で通過していました。取り越し苦労に終わって良かったです。(平成24年度ITサービスマネージャ午前2自己採点簿)