第14回up run皇居午後マラソン大会

ここ最近、週末などたまに走っていましたが、マイルストーンとして設けていたのが、マラソン大会5kmの部に出場することです。色々調べた結果、皇居でのマラソン大会が開催頻度も高く、また初めての皇居ランも出来ると言うことで、選びました。主催団体は幾つかあるのですが、スケジュールの都合が合った「第14回up run皇居午後マラソン大会」に申し込みました。

本番前に向けて、事前に走りたかったのですが、旅行やら週末の荒天やらで、なかなか走る機会に恵まれませんでした。結局本番2日前に取った午前半休の中で、3.5km走りました。朝食を食べていないせいか、久しぶりだからか、この距離にしてはやけに疲れたので、一抹の不安を残します。

そして本番当日。ランニングステーションは、ラフィネランスタ日比谷店を利用します。ランニングステーションの利用は初めてです。初回利用なので会員カードを作り、ロッカーの鍵を受け取ります。ウェアは最初から着ているので、荷物だけ預けます。ガチのランニングウェアではなくジャージっぽいウェアなので、まあ普通に電車に乗ってても違和感ないのです。

  

大会の受付場所は桜田門の時計台。日比谷公園を横に見ながら進みます。遠くには国会議事堂も見えます。桜田門までは、思ったより距離がありました。時計台に着いたら、氏名を告げて、マップや水のペットボトルを受け取ります。この配布物をどこに置くか困ったのですが、ランニングステーションまで戻るのは面倒なので、結局ポケットにねじ込みました。ゼッケンは耐水ペーパーで、安全ピンで服に留めます。

13時から説明会があり、それから集合写真を撮影。台風で遠方の人が来られず、人数が減ったことにより、距離種別に関わらず、13時30分同時スタートとなりました。

13時30分、レーススタートです。天気は曇天で小雨が舞っています。本降りも覚悟していましたが、小雨で良かったです。とりあえずいつも通りのペースを崩さずに進みます。部活動らしい顧問の教師と着ていた小学校か中学校の生徒たちは、さすがのペースで先へと消えて行きました。

外苑のあたりは道も広くて走りやすいです。桔梗門付近は紅葉がきれいでしたね。皇居側はもちろん、オフィス街をバックにした紅葉も、都会ならではで素敵です。東京駅へと延びる行幸通りの並木も良いですね。まだ景色を楽しむ余裕があります。

大手門、竹橋へ入ると、少し道が狭くなります。北の丸付近に来ると、上り坂になるので、ペースを調整。それから桜で有名な千鳥ヶ渕に入って、緩やかな下り坂を進みます。

ここからが長く感じました。何となく四角いコースと言うイメージがあったので、最後の一辺だと思って距離を想像していたら、いつまで経っても桜田門が見えてきません。コースも終盤で少しバテ始めていることもあり、気持ちの面で堪えました。実際には四角というより三角に近いです。

やはり走ったことのないコースでは距離感が掴めませんね。せめてランニングウォッチで時間計測を見られれば良かったのですが、そんな備えはしていませんでした。

念のため、若干ペースを落として、着実にゴールを目指します。するとようやく見えてきた桜田門。最後だしペースを上げよう、と思ったけど、振り絞れそうな力が湧いてこないので、橋を渡ったところで少しペースを上げるだけに留まりました。後半でいきなりギアチェンジ出来るのって、すごいですね。普段の練習ではやらないけど、本番なら勢いで出来るかな、と思っていましたが、直感的にゴールまで持たないと感じたので、止めておきました。

結果は、29分17秒で、7人中4位。無事完走証をいただきました。自由解散なので、そのままランニングステーションへ戻り、シャワーを浴びて、着替え終えたら、ランニング終了です。5kmなので程よい疲労感が残ります。高低差を考えると、普段よりハイペースだったと思うので、達成感ありますね。

社会人になってからは初めてのマラソン大会でしたが、他の人と走ると言うのは、多少動向を意識するので、感覚としては新鮮でした。同じくらいのペースの人が前にいたら、その人をペースメーカーにしますし、遅いと感じたら追い抜きますが、そこからまた追い抜かれるのは嫌なので、ちょっと意識してペースを保ったりします。1人で走るのと比べて、精神的に掛かる作用が違うのが、面白いと感じました。ただ5kmの部なので、そんなにシリアスな雰囲気はありません。もう少しガチになると、駆け引きとか入って、また別の面白さがあるのでしょうね。

毎週やっているタイプの小規模な市民マラソンですので、全体的に簡素で、気軽に参加できる点が良いと思います。次はもう少し規模の大きい大会にも出られたら出てみたいな、と思います。距離の目標は、10kmですかね。

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