真夏の鎌倉散策

2020年08月29日、真夏の鎌倉を散策してきました。鎌倉は、紫陽花の季節と紅葉の季節、あとは梅の季節はほぼ毎年出かけるのですが、それ以外の時季は年によりけりです。

8月の終わりということで、蓮はもう時季を過ぎており、主役は百日紅と芙蓉になるかと思います。行き先は鎌倉駅に近くて百日紅で有名な本覚寺を起点に決めました。

当日の天気は快晴で、太陽が燦燦と照り付けます。鎌倉駅から歩いて若宮大路を渡り、数分で本覚寺に着きました。さっそくしあわせ地蔵の前に行ってみます。活けられている花が紫陽花と薔薇で、どちらかというと6月くらいの感じなのが気になりました。

それから鐘楼前の百日紅を楽しみます。鐘楼と合わせて、百日紅の赤が映えますね。境内には百日紅が3箇所にありますが、太陽の位置の都合もあり、この時間は鐘楼前の百日紅が一番きれいでした。本堂前と社務所前にも百日紅が咲いていますが、逆光気味になってしまうので、撮り方が難しかったです。

芙蓉は楼門付近に咲いていますが、こちらは残念ながらだいぶ終わりかけでした。ちなみに本覚寺の境内は広いのですが、日陰になる場所がとても少ないので、この時期は長居が厳しいです。

本覚寺を後にしたら、妙隆寺へ向かいます。途中で日蓮上人辻説法跡を見学したり、コンビニでお茶を買ったりしつつ、妙隆寺に着きました。

妙隆寺はわりと小さめのお寺になります。本堂前には芙蓉が咲いており、本堂と合わせて画になります。百日紅も咲いていますが、通路から少し奥になるので、撮影の構図がちと難しかったです。白い百日紅はこちらでのみ見られました。また妙隆寺には、江ノ島七福神の寿老人が祀られています。奥には日蓮大上人像もありました。

妙隆寺を後にしたら、さらに道を進んで、最後に訪れたのは宝戒寺。芙蓉は本堂前と鐘楼前に咲いています。百日紅は聖徳太子堂の近辺に咲いていますが、花は少なめでした。高い位置に咲いているので、撮影は難しいと思います。もう少し経つと萩が見事だと思いますが、今の時期は花が少ないですね。そのためか、境内は空いており、のんびりと廻れました。野草の花はいくつか咲いていて、かわいらしい花が目を楽しませてくれます。

小町通りに入ったら、甘味処で一服したかったのですが、ちょうど15時すぎくらいでしたので、どこも行列ができています。というわけで、買い食いスタイルで済ませます。まずは小腹を満たしたくて、Dear bread前の特売所で、葉山牛入りメンチカツを買いました。1個300円とお高めですが、ソースなしの下味だけで十分であり、ジューシーで美味です。それから、デザートとして、茶和々にて抹茶ソフトクリームをいただきます。抹茶の粉のトッピングつきで、プチ贅沢気分。

こうして数年ぶりの真夏の鎌倉散策を終えました。季節ごとに色々な花木を愛でることが出来て、鎌倉散策は楽しいです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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