角館と田沢湖の旅

2008年11月01日~02日に、角館と田沢湖周辺を旅してきました。みちのく一人旅です。

10時28分東京発のこまちに乗って、角館へ。連休初日の良い時間帯ということもあり、赤子の泣き声がすごかったです><)

 

14時手前に角館へ到着しました。まずは昼食をとるため、さくら亭へ行きました。昼を多少外した時間でしたが、結構人が入っていました。注文したのは、比内地鶏の親子丼と稲庭うどんの二味せいろです。親子丼は鶏肉の皮がぱりっとしていて、まいう~でした。稲庭うどんも、普通のめんつゆと胡麻づゆの2つを楽しめ、味を堪能しました。ただ、料理が出てくるまでが少し遅かったのが残念。30分弱くらい待った気がします。

     

それから、みちのく小京都を感じるべく、武家屋敷通りへ向かいます。歴史を感じさせる立派な屋敷が居並び、通りの木々は紅葉していました。でも、モミジはまだ青い葉が多かったですね。それから、有料で入れる青柳家と石黒家に入りました。青柳家は広大な屋敷の敷地内を、各展示を見ながら回っていきます。お店などいろいろな施設もあります。一方石黒家は、最初に屋敷の説明を5分ほど案内していただいて、それから展示を見て回るというスタイルです。これはなかなか面白かったです。聞いてへぇと思ったのは、表玄関も2つあって、正門は客人のみで、主人であっても脇の玄関から入るんですね。

さて、16時すぎぐらいで、武家屋敷通りは終了ムードなので、適当に周囲を散策します。日が暮れると一気に冷え込みますね。手袋が欲しくなります。とりあえず桧木内川に行きましたが、春ではないので桜はありません^-^;。せっかくなので、時間があったら行くつもりだった古城山公園に行くことにしました。

入口に着いたあとは、山道をせっせと登ります。登りは長く感じますね~。何とか登頂して、眼下の街並みを眺めます。頂上自体には特に何もなく、石碑があるくらいでした。さて、日が完全に落ちる前に下山です。街灯などないので、真っ暗になると危ないです。

下山すると、良い時間になったので、ホテルに向かい、チェックインを済ませました。今回宿泊したのは、角館プラザホテル。部屋はそこそこ広いです。テレビの前にソファがあるのは、くつろげました。しばらくのんびりしたあとは、夕食をとりに外を散策。しかし、やっているお店が少ない…って、武家屋敷通りの方へ歩いていったのがいけないんですけど^-^;。結局一周して、ホテル前にある藤八堂にて、きりたんぽご膳をいただきました。きりたんぽまいう~。あと、ふと目に入ったあきたこまちラガーも呑んでみました。

このあとは、かくのだて温泉で一風呂浴びるはずでしたが、なんと改築工事により休業中。あと1週間ほどで開業って、いつぞやのラーメンシンフォニーみたいな展開><)。まあ、翌日も温泉に行く予定はあるので、潔く諦めました。ホテルに戻ったあとは、明日に備えて22時30分ごろに就寝。

  

二日目、7時くらいに起きて、ホテルで朝食。それからのんびり過ごして、9時30分ごろ出発。昨日見ていない田町武家屋敷のほうを散策してみました。ところが、小雨だった雨足が、あっという間に土砂降りに。西宮家を見たあとは、少し早めに角館駅へ向かいました。10時ごろに行くと、ちょうど抱返り渓谷ゆきのシャトルバスが来ていました。しかし、ギリギリで来る人結構いますねえ。

バスが出発すると、途中で噂の萌え米らしき看板を見ました。ですが、さすがにネタ写は間に合わず。そして、20分ほど揺られて、抱返り渓谷に着きました。

   

雨ですが、思ったよりも人がいます。まず、入口にある抱返り神社で参拝。それから神の岩橋を渡って、渓谷を進みます。赤や黄色に染まった山肌を楽しみつつ、先へ進んでいくと、雨が一気に激しくなりました。途中にある岩を掘削したトンネルにて、雨宿りをする人が多かったです。ですが、逆に人が少なくなるチャンスなので、うちはあえて進みました。

   

案の定、人の数は少なくなり、快適です。そして、回顧の滝へ到着しました。滝自体は少し横へ入ったところにあり、最初は流れ落ちる様子だけが見えます。そこから歩みを進めて、横をみると、優美な滝の姿が映りました。 回顧(みかえ)りたい気持ちもわかります。回顧の滝からもう少し進むと、飯村少年殉死の碑があります。そして、ここ以降は通行止めなので、先に進めません。

   

帰りは、バスの時間までたっぷりあるので、ゆっくりと進みました。こうした景色を、何もせず、ぼーっと眺めていると、とても贅沢な気持ちになれます。

渓谷から戻ると、何と空に晴れ間が見えてる…!う~ん、タイミング悪いです。雨の紅葉も雰囲気があって良いですが、やはり色が映える晴れのほうがもっと良いですね^-^;。ただ、結局また雨が降ったりと、この後も不安定だったようです。


次は、再びシャトルバスに乗り、たざわこ芸術村で下車。そして、田沢湖ビールレストランで昼食です。予想以上に繁盛していて、20分ほど待ちました。まあ、お昼時のピークだったこともありますが。せっかくなのでビールづくしにしたいと思い、和牛肉の金賞ビール煮のコースメニューと、恵二条を注文しました。いやあ、昼から贅沢しちゃいました。

昼食のあとは、温泉ゆぽぽにて入浴。それからシャトルバスに乗るべく、劇場前で待っていましたが、来ません。…あ、そういえば時間によっては劇場前に停まらなかった気が。もう後の祭りですorz。温泉を出てすぐの、ホテルゆぽぽに行けばよかったのに。予定では、バスで角館到着後、田沢湖線で田沢湖まで行き、そこからタクシーでしたが、もうここから田沢湖までタクシーで行くことにしました。

 

そして、田沢湖に到着。ここでタクシーの運転手さんがサービスしてくれて、田沢湖一周乗せてくれました。おかげで、名所や知らなかったスポットまでいろいろ見られました。さらに、帰りも田沢湖駅まで行くので、乗せてくれました。ありがとうございました(メーターは田沢湖着で止めてくれています)

 

田沢湖駅に到着後は、お土産を買うつもりでしたが、駅内にそういうお店が見当たりませんでした。お土産自体は既に買ってあるので、無理に探さず、帰途へつくことにしました。17時すぎに田沢湖を出発して、そこから3時間ほどゆらゆらと。車内でわっぱ飯を買い、お腹を満たしたあとは、心地よい疲れとともに、うとうとしてました。

こうして、今回の旅は終了です。これで、東北は全県踏破しました^-^)

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