Galaxy Z Fold6

これまで使っていたXperia5 II SO-52Aの液晶画面に縦線1本が入るようになってしまいました。特に衝撃を与えた記憶はないのですが、高温下に長時間置いたせいかもしれません。液晶画面以外は特に問題なく使えるのですが、たかが縦線1本でもフォント1文字分の視認性がなくなるので、地味に不便です。4年近く使ってきたこともあり、この機に買い換えることにしました。

買い換え先は、以前から興味があった横折りスマホです。候補としては、Galaxy Z Fold 6とGoogle Pixel 9 Fold Proになります。両者を店頭で実際に手に取って比較した結果、Galaxy Z Fold 6を選びました。決め手は重さですね。Pixel 9 Fold Proのほうは持った瞬間にずっしり重さを感じますが、Z Fold 6は従来のスマホを持つ感覚と変わりませんでした。カタログ上は僅かな差に映りますが、体感は随分と異なります。わずかにPixel 9 Fold Proの方が見開き時の画面サイズも大きいのですが、それを考慮してもGalaxy Z Fold 6の軽さが勝ちました。

昨年末に購入したので期間はまだ3週間ほどですが、実際に使用してみた感想を書いていきます。まず閉じた状態でのカバー画面は、従来のスマホと変わらない操作感です。何だかんだでこの形態で使うことが一番多いです。

そして横折りスマホの目玉である見開き状態ですが、一番メリットを感じるのは画面が大きいことによるコンテンツ体験の向上です。見られる情報は同じでも、それを大画面で見られるのは、とても快適に感じます。人間が一度に処理できる情報量に対して、従来のスマホ画面サイズは小さいのでしょうね。折れ目部分については、画面を見ている分には特に気になりません。画面を触ると少し凹んでいることが分かるので、多少気になります。

また画面サイズが大きいことで、複数のアプリを同時に表示出来ます。従来の縦型スマホでも同じことは出来ましたが、画面が小さくて実用は難しい状況でした。それが大画面を得たことにより、真価を発揮します。分割表示やポップアップ表示など、色々な表示形式を選べるので、利用するアプリの組み合わせにより最適な形式を模索していきたいです。

一方で購入前に期待していたのは、画面サイズが大きくなることでキーボード画面も大きくなり、QWERTYキーボードによるローマ字入力を快適にタイピング出来て、テキスト入力速度が向上することです。結果として、こちらは期待と異なりました。QWERTYキーボードのローマ字入力は両手で入力が前提ですが、スマホ本体を支えるために親指での入力となり、タイプミスが頻発して入力効率が下がります。結局日本語入力はフリック入力にして、英文字入力も片手で対応しています。

ここ最近はスマホも画一化されてきて新機種を購入する楽しみが少なくなっていたのですが、横折りスマホは久しぶりにガジェット的なワクワク感を得られました。どんどんと使い倒していきたいです。

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