パラグライダーを始めたかったけど断念

海はスキューバダイビング、陸はいろいろ、後は空の遊びも何かやりたいな、と思って調べた結果、一番敷居が低いと言われているのが、パラグライダーでした。そこで詳しく調べてみたのですが、存外ハードルが高く、こりゃ無理だ、と言う結論に至りました。

まず、一人で飛べるようになるまで、通常1年以上掛かります。車の免許以上に厳しいですね。根詰めれば3か月程度でも取れるらしいですが、会社勤めしている身分では難しいです。地上や水中と違い、上級者が間近でフォローできないので、取得までの道程が厳しいことは納得です。事故が起きた場合、第三者を巻き込むリスクも高いですし。

そして上記にも絡みますが、基本的にスクールに長期間所属するので、ライセンス取得後も基本的にそこへ所属する形になるようです。毎回ビジターで各所を転々としているようなフライヤーはいなさそうでした。気楽にやりたい身としては、重荷に感じます。

ギア一式についても、わりと早い段階で揃える必要があります。スキューバダイビングのようにライセンス取得後にギアをレンタルする制度はありません。講習中に50万円以上するギア一式を揃えるのは、なかなか勇気の要ることだと思います。

そしてスクールの場所が基本的に山間部となり、南関東沿岸部に住んでいる身としては、至近でも片道2時間程度掛かってしまいます。長期間通うことを考えると、厳しいですね。

最後に、パラグライダー自体がとても自然に左右されるスポーツであることです。雨雪が少しでも降ったら無理で、風がなくても逆に強風でも無理で、さらに程よい強さの風であっても風向きが合わないと無理だったりします。良い風が来るのを丸一日待ち続けて、結局飛べない日とかもあるようで、なかなか気長さを要求されます。

以上のことから、中途半端な気持ちで手を出してしまうと大変だ、という判断です。一方で、それでも飛びたいと思わせるような魅力が空にはあるでしょうし、お金と時間さえあればなあ、と思いました。

と言うわけで、パラグライダーはいつかタンデム体験で飛べれば良いかなあ、と思っています。以前に茅ヶ崎へ飛びに行った際は、良い風が来なくて飛べず終いでした。前述の通り、自然にとても左右されるスポーツのため、パラグライダーだけを目的にすると、飛べなかった時に困ってしまうので、上手く合わせ技のプランを考えないとですね。

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