シドニーの旅~その1

2011年05月12日から16日にかけて、シドニーを旅してきました。台北に続き、ひとり旅です。先月に続いての海外旅行ですが、もともとシドニーのほうが早くから予定していました。実質滞在日数は3日間なので、旅行記も3つに分けて書こうと思います。

初日、この日は完全に移動日。17時すぎに家を出て、成田空港に向かいます。定時退社の時間帯ですが、それほど電車は混んでいなかったです。成田空港に到着後は、早々に出国手続きなどを済ませて、搭乗ゲート前で待機します。機内食が出るので、夕食は控えていましたが、小腹が空いてしまったので、おにぎりを1個買いました。

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そして飛行機に搭乗。しばらくすると機内食のメニューが渡されます。わー、機中泊だとこんなふうにしてもらえるんですね。何だかワクワクしてきました。しばらくぼーっとしていると、機内食の時間。なかなかおいしゅうございました。23時ごろに消灯したので、就寝します。

二日目、やはり機中泊では熟睡できませんね。外がしだいに明るくなり、夜明けです。眼下を見下ろすと、日本では見られないような雄大な景色が広がっていました。オーストラリアへ来たんだ、と感動。まもなく朝の機内食が出たので、いただきました。

シドニー空港に到着後は、入国審査と検疫が待っています。ETASのプリントアウトを忘れたので、少し冷や汗。入国審査はすんなりパスできましたが、検疫で捕まってしまいました。世界一厳しい検疫だとは聞いていましたが、さっそく洗礼を浴びることに。英語での質問、七割方理解できるけど、残り三割が理解できず、どうも答えきれません。鞄の中身を展開されて、あれやこれや質問攻め。そこそこの時間拘束されて解放。最後はスマイルで見送ってくれましたが、運が悪かったのでしょうか。

到着ロビーに着くと、係員の方と合流です。この便でのツアー客はうちひとりだけ。震災の影響で、日本からの客足が鈍っているそうです。さっそくミニバスに乗り、シドニー市内のDFSギャラリアへ。オーストラリアは日本と同じく左側通行なので、違和感がありません。所要時間は20分程度で、わりと近いです。

DFSギャラリアへ着いたあとは、ツアーデスクでいろいろと説明を受けます。そこでいくつかオプショナルツアーを追加しました。特に夕食のレストランとかは、何も準備してこなかったので助かります。

一通りの手続きを終えたら、いざシドニー市内観光へ!DFSギャラリアを出ると、趣のあるロックスの街並みが広がります。ちょうど季節は秋なので、街路樹が紅葉していて、良い雰囲気です。ひとりで街中を歩くと、ああ、海外を旅してる、と実感できますね。

さっそくサーキュラーキー方面を目指します。少し進むと、海が見えてきました。早る気持ちを抑えながら、足早にてくてく歩いて行くと、オペラハウスの登場です。わー、シドニーに来たんだなあ、としみじみ。さっそく携帯カメラで写真を撮影し、ツイート。お金はかかりますが、海外旅行中にツイートできるのは、楽しいです。しかし、秋だというのに日差しがかなり強いです。日焼け止めを持ってこなかったのは、失敗でした。あとでコンビニで買おうと思います。

オペラハウスの感動がひと段落したら、サーキュラーキー界隈を散策します。オペラハウスの間近へ行ったり、オープンカフェでコーヒーを注文したり。初めての注文はドキドキですね。それから、City Extraでフィッシュ&チップスをいただきました。最初は高いなあ、と思ったんですが、かなりの量が出てきて、お腹いっぱいになりますね。せっかくなので、昼間だけどトゥーイーズビールもゴクゴク。うまーい。

続いて向かった先は、シドニーワイルドライフワールドです。シドニーの目抜き通りであるジョージストリートをてくてく南へ進んでいきます。すると、途中で見慣れた看板を発見。セブンイレブンで日焼け止めクリームをゲットしました。さらに進んで行くと、ダーリングハーバーに到着しました。

シドニーワイルドライフワールドは、ダーリングハーバー沿いにあります。到着後、オプショナルツアーで申し込んだ引換券を入場券に替えてもらいます。4施設分の入場券を、ここでまとめて替えてもらう形になります。引換えが終わると、さっそく入館です。

ここは、オーストラリア固有の生き物を集めた展示館です。なので、動物だけではなく、虫や水生生物なども見ることができます。世界最大のゴキブリもばっちり見てきました。残念ながら、タッチコーナーは別の虫に変わっていたので、触れることはできませんでしたが。

全体的に蛇のコーナーがやや多めの印象でした。もちろんコアラやカンガルーも、ばっちり見ることが出来ます。他にもワラビーやウォンバットなど、なかなか見ることのできない動物を見られてよかったです。カンガルーは本当に動きがオジサンで、笑ってしまいました。コアラは触ることができませんでしたが、サンプルの毛を触れるコーナーがあります。その感触は、まさにもふもふでした!意外とごわごわしているのかなあ、なんて思ってましたけど、超柔らかかったです。

続いては隣にあるシドニー水族館へ。色とりどりの水草や珊瑚、そして魚たちがとてもきれいです。デートコースなんかに良さそうな雰囲気ですね。一方、サメたちがたくさん泳ぎ回る巨大水槽もあったりして、飽きません。個人的には、マナティのいる水槽で、マナティが正面からこちらに向かってきてくれたのが、良かったです。とてもかわいいお顔をしてました。

水族館の見学を終えて外へ出ると、日が傾いていました。さすがに少し疲れたので、ホテルに向かいます。思ったより長く歩いて、ホテルに到着。チェックインを問題なく済ませて、部屋でのんびり。ちなみに、デポジットとしてクレカの確認をされるのは、あらかじめ聞いていたので大丈夫。

夜はディナークルーズ。街の人ごみも増えて、予想以上に時間がかかってしまいました。最後は息をきらせながら、ダーリングハーバーを走っていました。何とか間に合い、ディナークルーズ船に乗船。船内は照明を落とし気味の良い雰囲気。ステージでは生演奏も行われています。惜しむらくは、ひとり食事ということでしょうか。夕食の寂しさは、ひとり旅唯一の欠点だと思います。とはいえ、今回は前述の趣向により、ひとりでも雰囲気を楽しむことができて、良かったです。食事は、骨付きマトンのシチューをメインとした三皿。お酒は赤ワインを2杯ほどいただきました。

メインディッシュをいただきたあとは、デッキに上がって夜景を鑑賞します。光が落ち着いていて、とてもきれいですね。照明の色などいろいろな決め事のもとに作り上げている夜景なので、うるさい感じがしません。しかし、海の上の夜風は身に染みます。寒さに耐えつつ、デッキにいたら、下船の時刻が近いらしく、お呼ばれしてしまいました。

ディナークルーズを終えたあとは、賑やかな夜の酒場を横目に、ホテルまで歩いて帰りました。シャワーを浴びてさっぱりしたかったのですが、聞いていた通り、水がほとんど出なくてカラスの行水。このような感じで二日目終了です。翌日はブルーマウンテンズのツアーに申し込んでいるので、少々早出になります。

続く。

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