釧路・阿寒旅行~初日

初日、羽田空港に行き、サクララウンジで寛ぎます。滑走路越しに富士山がよく見えました。飛行機は、8時05分発で9時40分着の便です。クラスJのお手頃価格が買えなかったので、普通席にしました。

釧路空港に到着後は、阿寒湖行きのバスに乗ります。予約制の阿寒エアポートライナーです。モバイル乗車券が使えるので、スマホ画面の提示で済みます。プリントアウトしなくて良いので楽です。市街地を出ると森や雪原が広がっています。阿寒に向けて北上するにつれて、だんだんと雪が強くなっていきます。1時間超で阿寒湖温泉に着きました。

まずは阿寒湖畔エコミュージアムセンターを見学します。ありがたいことに入場無料です。館内には、阿寒湖の自然や地形に関する展示があります。イトウやマリモなどの生体展示もありました。植物の匂いを嗅いだりといった体験展示もあり、楽しめると思います。

それから、しんしんと雪の降る温泉街を歩いて、アイヌコタンへ向かいます。15分ほど歩いて到着しました。入口にあるフクロウのオブジェが印象的ですね。民芸品のお店が軒を連ねる中、飲食店も数軒あります。

昼食をいただくために入ったお店は、民芸喫茶ポロンノ。いただいたのはユクセット。アイヌ料理の定食で、鹿肉になります。具だくさんのスープと豆が入ったご飯をいただきました。そして名前に惹かれて注文したマリモヒート。マリモと同じ緑色で、中にマリモを模した丸いゼリーが入っています。

その後はアイヌコタン内を散策して、アイヌ生活記念館に入ります。入場料は寄付制。衣類や生活道具などの展示があります。パネルによる歴史資料も面白かったです。日本史の授業では、アイヌの歴史はほとんど習いませんでしたしね。

  

それから阿寒湖へ向かいます。こちらでの目的は、ワカサギ釣り。レンタル用具一式とのセット券を購入して、テントの中へ。暖房はないですが、風が直接当たらないだけでもかなり楽です。餌をセットして氷の穴に釣り糸を垂らします。しかし、全然引きがきません。ワカサギは水底近くを群れで泳いでいることが多いので、糸は水底まで垂らして、少し上げたところで、動かします。何度か引きは感じたのですが、餌だけ食い逃げされることが数回。結局釣果は2匹でした。前回のワカサギ釣りは坊主でしたので、それに比べればマシですが、寂しい結果です。この2匹、いずれも引きを感じずに餌を換えようと引き上げたところに掛かっていたので、手応えはさっぱりありません^^;

日没で空が群青色に染まる中、湖畔の建物にいって、釣ったワカサギを天ぷらにしてもらいました。テントの中とは言え、長時間氷点下の屋外にいたため、とにかくヤバイくらいに身体が冷えています。足早に宿へ向かいます。

  

本日お世話になるのは、阿寒湖荘。チェックインを済ませたら、部屋で寛ぎます。その後、夕食をいただきます。お造り、天ぷら、鍋、炊き込みご飯、蕎麦など、色々なメニューに舌鼓を打ちます。お酒は、阿寒湖らしく、まりもの雫をいただきました。

食事の後は、5階の展望風呂へ向かいます。加水なしの源泉掛け流しとするため、お湯を冷ましながら流していく構造になっています。そのため、注ぎ口に近い方から、3段階の温度の湯舟があります。しかしこの時は、最も高温の湯舟は高温すぎて、入浴不可となっていました。夜でしたので、阿寒湖の様子はよく見えませんでしたが、向かいのホテルなどの夜景を楽しめました。

朝が早かったこともあり、部屋に戻ったら、23時ごろには就寝しました。

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