与那国島の星空

2021年02月23日、与那国島へ旅行したので、星空を見上げてきました。ここまで南にくると南十字星が見えるのですが、この時期は見える時間が午前2時くらいなので今回は断念。夏に向けてどんどん早い時刻になっていきます。

そして撮影機材ですが、ポータブル赤道儀は持参しませんでした。本当は使いたかったですが、そこそこ重いんですよね。加えて通常サイズの三脚も必要になりますし、今回はダイビング器材の持ち運びもあるので、撮影機材は軽量化しました。結果、E-M5markiiiと標準レンズ、ミニ三脚となりました。ミニ三脚はもうお役御免かと思いましたが、まだまだ使えるシーンがありそうです。

撮影したのは、与那国島初日の夜です。天気がどう振れるか分からないので、晴れているタイミングで早めに撮っておきます。あまり遠出はせずに宿のすぐ近くですが、十分な数の星が見えます。

E-M5MarkIII/焦点距離12mm/f3.5/ISO-800/露光30秒
E-M5MarkIII/焦点距離16mm/f4.1/ISO-800/露光40秒

撮りたい星は特に決めていなかったので、分かりやすいオリオン座とシリウスを目印に撮影。そしてせっかく遠くまできたので、地上の景色も入れた星景写真も撮ってみました。

E-M5MarkIII/焦点距離30mm/f5.4/ISO-800/露光20秒

今回は先日購入したソフトンフィルターを初めて使用しましたが、良い感じに浮き上がってくれますね。露光時間を伸ばして映る星の数が増えてきても、明るい星が浮かんでくれて、肉眼で見た際のイメージを残せます。あと色も白飛びしにくくなりました。

一方で今回はポータブル赤道儀がないので、露光時間を長めにすると星が線になってしまいます。広角で30秒程度の露光なら、拡大しない限り気になりませんけど。

さて、次回は春の星空を撮りに行きたいところですが、あらかじめ撮りたい構図をある程度決めておきたいです。そうしないと、毎回オリオン座を撮ってしまいそうで。

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