G検定~その2(受検当日)

2022年03月05日、2022年第1回G検定を受検しました。年度ではなく年で区切るんですね。合格率が6~7割とのことで、公式テキストのみで勉強してきたのですが、直前になって色々調べてみると、公式テキストではカバーされない内容が多々出題されるとのこと。慌ててネット上の記事を見て、キーワードの収集に努めました。

13時になり、いざ本番。この試験の大きな特徴として、自宅受験である点が挙げられます。つまり、書籍やインターネットを参照できるのですが、問題数191問に対して制限時間120分なので、1問を40秒弱で解答する必要があり、悠長に調べている時間はありません。そのため、ある程度即答できる知識がないと厳しいです。

前半はインターネットを参照しつつ、慎重に解いていたこともあり、半分の時間が経過して3分の1解けているか否かといった状況でした。これはマズいとなり、後半からスピードアップしましたが、とにかく解答を埋めるラストスパートが間に合わず、3問ほど未解答になってしまいました。ペーパー試験の感覚で見積もってしまいましたが、CBTのマウスによる解答選択および次の問題へ遷移するためのクリック操作は思いのほか時間が掛かり、このような結果となりました。あとペーパー試験に比べてCBTは、問題の先読みがしづらい点も不便でした。解けそうな問題の有無がわからないので、時間配分が難しいんですよね。残りの問題がどれも解けそうにないなら、今見ている解けそうな問題に少し時間を割こうという判断ができるのですが、そうした計画ができないのです。

試験の内容ですが、公式テキストの範囲からも一定量出題されますが、範囲外からもたくさん出ます。法律系の問題では、個人情報保護関連が多かったことが印象的でした。ただほとんど同じような問題が出題されたりしたので、恐らく191問以上用意されている中から、ランダムに出題されているのだと思います。複数人が隣に並んで受験するケースへの対策ですかねえ。いつもの癖で自己採点のために解答を複写していたのですが、これは無駄な努力でした。問題数も多いので複写で地味に時間を費やしてしまい、失敗でしたね。

インターネットによる調査もキーワード入力から結果確認までの時間は地味に掛かるので、累積していくときついです。それでもキーワード系問題は何とかなるのですが、文章解釈が必要なものや計算問題は時間ロスが無死できないレベルになります。

受験後の手応えとしては、微妙ですね。前半の方の問題は、調べつつ解いたのである程度正解率は高いと思いますが、後半の方でどれだけ取りこぼしているかです。ただ、この試験は得点や合格ラインは公表されず、合格率のみが公表されます。なので、一定の合格ラインが決められつつ、合格率が想定範囲に収まるように合格ラインが調整されると思われるので、他の受験者次第な部分もあります。合格ラインが固定なら、CBTの性質上即時に合否判定が出るでしょうし。あと前述の通り、受験者毎に出題される問題が異なっていると考えられるため、その辺りの調整も入ると思われます。というわけで、3月14日以降の合否通知を待ちましょう。

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