E資格~受験(その8)

E資格を受験してきました。2025#2は2025年08月29日~31日が受験期間となります。なるべく勉強時間を確保したかったので、31日の15時を受験枠に選びました。会場はNMF横浜西口ビル9階にあるブレイクスルー横浜テストセンターです。本人確認書類2点を提示して受付を済ませた後は、ロッカーに荷物を預けて試験室に入室します。

試験は公式ページで案内されている通り、全104問で試験時間は120分です。同意確認ボタンを押すと試験開始となり、フレームワーク選択(Pytorch/Tensorflow)の画面となります。フレームワーク選択も試験時間に含まれますので、ささっと選びます。

具体的な試験内容には触れることができないので、その辺りをぼかした感想を書きます。聞いていた通り3問から4問が1セットで出される形式でした。ただ先行する問題を解けないと後続の問題が解けないような形ではなく、関連性はあるけど各問独立して解ける内容です。問題の形式上、ある問題が別の問題の答えを含んでしまうケースがあるので、そういうケースをなるべく抑制するために複数の問題をセットにしているのだと思います。

解答に際して、手書きボードを渡されますが、必要とする問題はあまりありませんでした。電卓はPC上のアプリ機能として利用できますが、こちらも必要とする問題は数問程度でした。

問題のレベルに関しては恐らく明確に難易度が決められており、同一のテーマでも式の形状を問われる高難易度のものから、式は提示されてそれに関する内容を問われる中難易度のものがある印象でした。せっかく式を覚えたのに丸々載っているじゃん……!と悔しい思いをする問題もありました。

ちなみに式選択の問題は、選択肢の差分を早く見つけて、それらの意味を考えて正答を見つけるのが妥当だと思っています。丸暗記はきついですし、記憶が不安な部分は選択肢間で差分が一切ないこともあるので、この辺は問題演習を重ねて解答テクニックを得るのが良いと思いました。

また、各認定講座から出題傾向の情報が得られるかと思いますが、わりと当たっている印象でした。ただこの分野がこの形式で出る、といった粒度なので、事前にピンポイントな準備は出来ません。加えて出題される保証もないので、ヤマは張らない方が良いと思います。

受験後の感触としては、駄目でもないけど大丈夫でもない、といった感じです。さっぱり分からない問題は少なかったですが、不安の残る問題はそこそこあったので、それらをどこまで取りこぼさずに済んだか次第だと思います。試験時間120分は、焦らずに解いてほぼぴったり使ってしまう程度の時間でした。なので余裕がある時間ではないですが、時間に追われるほどタイトでもないです。ただし分からない問題は考え込まずに見直しマークをつけて、先へ進んでしまうといった対応はしているので、変に立ち止まってしまうと時間が足りなくなるかもしれません。

CBTではありますが、試験結果はその場では出ずに3週間後メールで通知されます。ある程度傾斜配点とかもあるんですかね。というわけで、結果レポートではなく受験完了レポートがその場では発行されました。それなりの時間と費用をかけているので受かっていて欲しいですね。

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