北上盛岡旅行~最終日

最終日、7時ごろ起きて荷支度を済ませ、朝食をいただきます。9時すぎにホテルをチェックアウトしました。

北上駅に向かい、ここから東北本線で盛岡を目指します。空を見上げると青空が広がっています。この青空が盛岡でも見られると良いのですが、北へ行くほど曇り予報なんですよねえ。車窓からの景色も、徐々に雲が広がってきています。

10時30分ごろ、盛岡駅に着きました。雲の隙間から青空が見えますが、見事な曇り空です。盛岡は来たつもりでいましたが、実は初訪問でした。

さっそく向かった先は、盛岡城跡公園です。二の丸の石垣の傍に咲いている枝垂桜の写真を撮影します。たまに雲の隙間から太陽が顔を出すので、そのタイミングで撮影を試みます。石垣と桜の組み合わせは、お城ならではです。

ここで一旦公園から離れて向かった先は、石割桜です。名前の通り、石を割って桜が生えています。こちらは残念ながら、満開を過ぎて散り始めていています。それでも岩に落ちた桜の花びらが美しいです。

その足で、岩手銀行赤レンガ館も見てきました。門司港レトロを思い出す外観です。

再び公園に戻ってきたら、淡路丸と腰曲輪で桜を楽しみます。こちらはちょうど見頃ですね。数少ない青空チャンスを狙って、桜の撮影を楽しみます。

それから本丸に登ります。こちらには桜の木はありませんが、下の桜を見下ろすことができます。中央には、南部中尉銅像台座があります。銅像本体は戦時の金属供出によって失われたそうです。

これまでたまに晴れ間も覗いていたのですが、徐々に曇天一色になってきました。続いて、三の丸界隈を通って向かった先は、櫻山神社です。枝垂桜と拝殿の組み合わせが美しいです。参拝を済ませた後は、烏帽子岩も見てきました。

そろそろ昼食の時間です。向かった先はじゃじゃ麺発祥のお店である白龍本店です。お昼時なので行列が出来ていましたが、回転は速いので、そんなに待たずに入店出来ました。注文したのは、じゃじゃ麺の中盛りです。見た目は冷やし中華のようですが、麺はうどんの食感で、新鮮な感覚でした。それから、残った具にスープと溶き卵を入れて作る、ちーたんもいただきました。優しい味で、〆に良いですね。なお、店内はかなり狭いので、大きい荷物があると大変かと思います。

食後は、もりおか歴史文化館を見学します。有料展示室には、様々な史料が並んでいて、興味深いです。本日歩いてきた盛岡城跡公園のお城の模型もあります。城の歴史とかも面白いですね。学校の日本史でもそこまで細かく学ぶことはないので、こうした各地方視点での歴史の見方は楽しいです。館内は基本的に撮影可能なので、鎧などを撮ってみました。

展示室を見終えたら、1階で盛岡山車を見て、それから売店でお土産を買いました。

電車の時刻まで余裕がありますが、遠出するほどの余裕はないので、公園内をブラブラします。公園内に唯一現存する当時の建物である彦蔵を見たり、中津川の傍にある賢治清水を見たりしました。

盛岡駅に戻り、東北本線で北上駅に移動します。計画当時は予定をはっきりと決めていなかったので、新幹線を北上駅往復にしてしまったためです。北上駅で駅弁を買うつもりでしたが、売っていなさそうでしたので、お土産とお菓子を買いました。

18時15分発のやまびこで東京へ帰ります。これで今回の旅行はお終いです。

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