最終日、7時30分手前に起床。朝食をいただき、10時手前にチェックアウト。
まず向かった先は丸亀城です。現存十二天守の一角で、石垣の名城として有名です。大手一の門をくぐって城内に入ったら、見返り坂を登っていきます。立派な石垣と青椛の組み合わせが映えます。
三の丸に上がると、遠くに瀬戸大橋や、おむすび山みたいな飯野山が見えます。そこからさらに登って二の丸に入ります。辺りを見渡すと季節外れの桜が咲いていますが、こちらは十月桜という品種のようです。
それからさらに坂を登ると本丸に到着です。天守を外から眺めます。ちょっと雲が多いので、なるべく青空が見えるタイミングで天守の撮影を頑張ってみました。
そして天守の内部も見学します。現存天守あるあるの急階段を登って最上階へ行って眺望を楽しみます。その後は史料展示や天守建築の見学をしました。太鼓壁や大砲狭間など、興味深かったです。
その後は二の丸に下りて、日本一深いと言われる井戸を見学します。深さ65メートルとのことで、確かに底がまったく見えません。
丸亀城を下ったあとは、昼食に向かいます。せっかく丸亀にいるのだから、やはりお昼はうどんを食べたいです。目星をつけたお店がそこそこ歩くので、良い食前の運動になります。空模様が少し怪しいですが、何とか持ち堪えている状況。県道33号線を南の方へ15分ほど歩いて到着しました。
入ったお店は桃山亭。肉うどんが有名みたいなので、肉ぶっかけ中とかき揚げを注文しました。甘い味付けのお肉でうどんが進みます。喉越しを楽しむ讃岐うどんですが、素人なので噛み噛みしながらいただきました。
食後は荷物を回収するため、ホテルに向かいます。残念ながらこの道中で、ついに天気が崩れてしまいました。それなりに降ってきましたが、傘は持っていないので、雨が激しくならないことを願いつつ、無心で歩きます。ちょうど学生さんの帰宅時間に重なっていたようで、同じく傘なしの人もそこそこいました。
ホテルで荷物を回収したら、そのまま丸亀駅に行きます。丸亀駅に着いたら、土讃線で善通寺駅に向かいます。善通寺駅からは、レインウェアを着て善通寺まで歩きます。15分くらいで到着しました。
善通寺は、四国霊場第75番札所です。南大門から境内に入り、大楠、五重塔、五百羅漢、釈迦堂、龍王社、五社龍神、金堂などを見学しました。とにかくスペースに余裕のある境内という印象を受けました。
東院の拝観を終えたら、西院へ向かいます。両院を結ぶ道沿いにある観智院のたくさんの像が印象的でした。
西院では、仁王門をくぐり、御影堂や護摩堂などを見学しました。
両院の拝観を終えたら、若干急ぎ足で善通寺駅まで戻ります。急ぎ足の効果で、無事特急南風に乗車できました。そのまま一路岡山駅まで向かいます。四国へ来る際は真っ暗でしたが、今回はまだ明るいので海を渡る様子を楽しみました。
岡山駅に着いたら、お土産やお弁当を買い、新幹線に乗車しました。この位置から東京まで乗り続けるのは、自分的には珍しいです。車内では、さっそくお弁当をいただきます。味折小町弁当は品数豊富でボリューミィ。しばらくして、シンカンセンスゴクカタイアイスをデザートとしていただきました。
こうして今回の旅行はお終いです。