シミランダイブクルーズ初日

2024年04月30日から05月02日にかけて、二泊三日でシミラン諸島のダイブクルーズに参加してきました。こちらは初日の記事です。

プーケットのホテルから2時間ほどかけてタプラム港へ移動します。ダイブクルーズを催行しているダイブショップであるSouth Siamへまず向かいます。自分はツアーで申込み、ダイビングはOne Step Phuket経由で申し込んだ形になっているので、ここで受付手続きはありません。程なくしてガイドと合流します。自分以外のゲスト1名で、合わせて3名となります。大型連休のわりには少なめでした。

それから歩いて1分ほどのタプラム港からスピードボートに乗船します。靴はビニール袋にしまって、裸足で乗船します。1時間15分ほど船に揺られて、クルーズ船に着きました。この時点でまだ部屋は空いておらず、スーツケースなどの荷物は、廊下の所定の位置に置きます。

さっそく1本目のダイビングとなります。#9島の南にあるSnapper Alleyというポイントで潜ります。チェックダイブも兼ねていますので、のんびりとしたポイントです。砂地にハードコーラルの根が点在しており、縞が黒いインディアンライオンフィッシュやユカタハタ、レッドテールバタフライフィッシュ、タテジマキンチャクダイ幼魚、カクレクマノミなどを見られました。

本数195
日付2024/04/30
エリア/ポイントSimilan Islands/Snapper Alley
エントリ方法ボート
潜水時刻10:54-11:40
水深(平均/最大)10.9m/22.3m
水温(水面/水底)31.2℃/28.8℃
残圧(開始/終了/容量)250/110/10L

1本目を潜り終えたら、昼食時間となります。ビュッフェ形式でタイ米に色々なおかずを合わせていただきます。タイ米は汁物のおかずとの相性が抜群ですね。船上ではコーヒーやコーラなどのソフトドリンクが飲み放題です。ビールは有料ですが飲めます。

天気はうっすら雲が広がっていますが、日が差す時間帯も多く、1日中薄曇りといった感じでした。

続いて2本目のダイビングです。#9島の北側にあるNorth Pointで潜ります。岩棚の隙間に3匹並んでいたゴシキエビやクマザサの群れ、インド洋固有種であるパウダーブルーサージョンフィッシュなどを見られました。モルディブの海の画像を見ますと、パウダーブルーが大きな玉になっている光景を見かけますが、こちらでは単独で泳いでいることが多かったです。

また、大きなウミウチワや垂直に切り立った岩壁の隣を泳ぐのも印象的でした。タイマイも1匹見かけましたが、既に他のダイバーに囲まれて、少々うんざりした様子で岩陰に入っていきました。なので、あまり良い写真は撮れませんでした。

本数196
日付2024/04/30
エリア/ポイントSimilan Islands/North Point
エントリ方法ボート
潜水時刻12:58-13:43
水深(平均/最大)12.8m/24.1m
水温(水面/水底)31.8℃/27.7℃
残圧(開始/終了/容量)220/80/10L

2本目を潜り終えると、部屋が空きますので、荷物を持って部屋に入ります。2名1室の部屋でお互いのスーツケースを床に広げられる程度のスペースはありますが、決して広くはないです。

続いて3本目のダイビングです。島を移動して、ボン島のWest Ridgeというポイントで潜ります。タカサゴの群れやムレハタタテダイの群れ、ムスジコショウダイなどを観察します。イソマグロやカスミアジなども時折姿を見せてくれます。

岩陰で休んでいるネムリブカにも会えました。ただなかなか顔を見せてくれず、流線形のボディを収めるまでとなりました。

本数197
日付2024/04/30
エリア/ポイントBon Island/West Ridge
エントリ方法ボート
潜水時刻16:15-16:59
水深(平均/最大)15.0m/25.1m
水温(水面/水底)31.9℃/27.8℃
残圧(開始/終了/容量)220/80/10L

最後に4本目のダイビングです。タチャイ島のTachai Reefというポイントで潜ります。クルーズ船では最大5つのダイビング枠が設定されており、1日に潜れる本数は最大4本となっております。乗船日は2本目から潜る形となりますので、最後の1本はナイトダイビングとなります。実に10年以上ぶりのナイトダイビングで、且つ生涯2回目でしたので、潜る前は幾分不安がありましたが、結果として特に気にするほどのことはありませんでした。

ナイトダイビングなので、安全を鑑みて、最大水深は10メートルでダイビング時間は30分以内となっています。重要な注意事項は、水面付近でライトを水平に照らすな、ということです。この注意事項は以前のナイトダイビングで聞いて以来、覚えていますね。

夜の海に飛び込むと、周囲を高速で泳いでいく魚の姿が目に入ります。捕食中のオニカマスでした。タイミングを変えて、何度か登場しました。他には睡眠中のブダイを見ました。こちらのブダイは天敵がおらず、睡眠中に膜を作る個体は少ないそうです。あとは、岩陰で休むタイマイの姿も見かけました。

ライトで照らしつつ、カメラで撮影をするのはなかなか難しく、写真に収められた光景は少なめです。写真には残せていませんが、ドクウツボ、アカマンジュウガニ。スザクサラサエビ、モザイクウミウシなどを見ました。

本数198
日付2024/04/30
エリア/ポイントTachai Island/Tachai Reef
エントリ方法ボート
潜水時刻19:15-19:47
水深(平均/最大)5.1m/7.6m
水温(水面/水底)31.2℃/31.0℃
残圧(開始/終了/容量)170/130/10L

ダイビングを終えたら、夕食ビュッフェをいただきます。内容は変わりますが、構成は昼食と同じです。

食事を終えたら、展望デッキにあるベッドに寝転んで、夜空を眺めます。多少雲は出ていましたが、多くの星々を望むことができました。そして22時ごろ、就寝しました。

記事に載せきれなかった写真を、こちらをご覧ください。

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