サーバのバックアップ構成を暫定更新

バックアップシステム

これまでサーバ内の予備HDDへ、1日ごとにフルバックアップして、過去7日分のアーカイブを残してきました。そして任意のタイミングで、別の外付けHDDに日付指定で保存して、論理障害発生時のロールバック用に使ってきました。

しかし、バックアップ対象のデータサイズが増えてくると、フルバックアップを毎日行なうことによるHDDへのダメージが気になります。そこで、バックアップ構成を見直すことにしました。第一段階は、要対応な箇所を残した暫定的な構成になります。

まず予備HDDへのデータコピーは、物理障害対策に限定します。とりあえず1日ごとにrsyncで必要なファイルのみ同期するようにしました。これでHDDに対してだいぶ優しくなります。物理障害対策に限定するのなら、一日より短い間隔のほうが望ましいと思うので、適切な設定にしようと思います。可用性は完全性ほど重視しないので、RAID構成は考えていません。

続いて論理障害対策ですが、これは過去7日分のアーカイブを残さないようにしたため、手動バックアップのみに頼る形になります。もちろん手動という危うい方式のままではなく、いずれ自動化したいと考えています。論理障害対策として、どれくらいの間隔でどれくらいの履歴を保存すれば良いのか、検討したいと思います。

最後に、物理障害の特別版ともいえる災害対策です。以前はWebPocketを使って手動でリモートサーバにバックアップを置いていました。しかしWebPocketのサービス終了に伴ない、現在はリモートバックアップが存在しない状態が続いています。そこに現れたのがDropBoxです。DropBoxのサービスは、DropBox自体に自動同期の仕組みが整っていることが素晴らしいです。そこで、一週間に一度DropBoxの共有フォルダにアーカイブを放り込んで、DropBoxの持つリモートサーバへ自動的にバックアップされるようにしました。同期転送のデータ通信量を削減するために、アーカイブせずに同期した方が良いかは、悩ましいところですね。

まずは、論理障害対策用のバックアップ自動化に対応したいです。

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