松本・石和温泉・甲府の旅~二日目

二日目、5時くらいに起きて、朝風呂へ向かいました。この時間でも、結構入っている人がいるのですね。何だか昨晩に比べて、硫黄の匂いが若干強くなっている気がしました。

朝風呂を浴びてさっぱりしたら、朝食です。定食形式か、ビュッフェ形式か、選択出来ます。今回は、ビュッフェ形式を選びました。和洋折衷さまざまなメニューをいただき、朝から満腹です。

部屋に戻ったあとは、よく温泉旅館などで見かける木のパズルにハマります。長いこと解けそうで解けなかったのですが、出発間際で、そう繋ぐのか!という手によって、解けました。スッキリ。

9時30分ごろ、宿をチェックアウトして向かった先は、モンデ酒造。宿から歩いて5分程度の場所にあります。見学コースに従い、工場のなかを見学します。たくさんのワイン樽や、瓶詰の生産ラインがありました。休日ということで残念ながら生産ラインは稼働していませんでしたが、充満するワインの香りやひんやりとした空気など、ワイン工場らしさを味わうことが出来ました。ただ、それほど見る箇所はなく、見学の所要時間は10分程度です。

工場の見学コースを抜けると、ワインの販売コーナーへ。少し離れた場所にあるので、興味がなければ、見学だけしてそのまま帰ることも出来ます。自分は、ワインをお土産に買いたかったので、販売コーナーに向かいます。甘口、辛口、玉露といった変わり種まで、幾らか試飲させてもらいましたが、結局最初に試飲したロゼワインを、お土産に買いました。お値段も1,200円と手頃で良いです。

そこから石和温泉駅まで歩きます。建物の背が低いので、周りを囲む山々が良く見えます。土地も平たいので、空がとても広くて気持ちいいですね。普段空が狭い場所に住んでいると、えも言われぬ心地よさを感じます。

駅に着いたら、電車が来るまで少し時間があるので、足湯に使ったり、線路沿いの小さな公園を、散策しました。

石和温泉駅から電車に乗って、甲府駅に移動します。そこから歩いて、武田神社を目指します。天気は晴れていて気持ちよいのですが、からっ風がなかなか強烈です。道は駅からひたすら真っ直ぐで、途中から少し上り坂になります。ちょっと疲れも出始めたところで、ついに到着しました。20分くらい歩いたと思います。

鳥居をくぐり、境内に入ると、着物で着飾った子供の姿をちらほら見かけます。七五三にしては時期が遅いし、何か地域特有のお参りでしょうか。本堂で参拝を済ませたあとは、境内をゆっくりと散策します。武田信玄が使った井戸など、武田家ゆかりの史跡をいろいろ見ることが出来ます。武田水銀窟は音を聴こうとしてみましたが、風の通るような音しか聴こえず、残念。他にも姫の井戸や能舞台を見て、武田神社をあとにしました。

それから、神社のすぐ前にある売店で、巨峰ソフトを買って、食べながら甲府駅に戻ります。美味しいけど、風が冷たい……。帰りは行きとは反対の歩道を歩いたのですが、こちらには武田神社への案内や史跡の紹介をする看板がたくさんありました。こちらから上るのが、正解だったみたいですね。

駅に着いたら、南口側にある甲州小作にて、遅めの昼食をいただきます。馬刺しや鳥もつ煮を肴に、地酒である七賢生酒で軽く一杯。一人でミニボトルをほとんど空けることになったので、良い感じになりました。そしてメインの食事は、牡蠣ほうとう。お薦めのかぼちゃほうとうでも良かったのですが、以前輪行で訪れた際に注文しているので、今回は違う品を頼んでみました。結構贅沢に牡蠣が投入されていて、美味しくいただきました。ほうとうと牡蠣の相性は、ちょっと微妙に感じるところもありましたが。

その後は、駅前の信玄公の銅像を見たり、駅ビルのお土産屋さんで、個包装されたお菓子を自分用のお土産に買ったりしました。それからスーパーあずさに乗って、帰途へ着きました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする