眉山登山

2023年11月03日、徳島市にある眉山を登ってきました。街中にあってロープウェイや車で山頂まで登ることも可能で、市民の山として親しまれています。今回は麓から歩いて登りました。

旅程の都合上、16時30分すぎという遅い時間の山行開始です。眉山天神社の裏手にある石段を登っていきます。程なくして車道が見えてきますので、そちらを向かって左手に少し進むと、眉山山頂へ向かう登山道入口があります。

ここからは山道になります。木の根っこが張り巡っている登山道です。最初の100メートルくらいは、案内標識の通り右側が歩きやすいです。登山道には100メートルごとに標示があります。

途中ロープウェイの下を渡る部分があり、ロープウェイの進路が木々がないので、展望を楽しめます。その後は再び同じような道を登っていきます。岩や木の根がたくさんありますが、ルート取りを誤らなければ基本的に登りやすいです。低山らしく勾配は急ですが、距離は長くありません。

やがて勾配が緩やかになり、石段を登っていくと、山頂エリアに着きました。剣山神社にお参りした後は、山頂広場に向かいます。太平洋戦争の戦死者を弔ったパゴダが目立ちます。その元には一等三角点があります。

そして西を望むと四国山地越しの夕焼けが見えます。翌日登る予定の剣山もどこかに見えているかもしれません。

一方で東を望むと徳島市街の様子を一望できます。山頂標は展望台の柵の足元に2個ありました。ぱっと見た限り、他には見当たりませんでした。

ただここは眉山の最高点ではありません。標高は大して変わりませんが、眉山の最高点はここから西へ進んだ場所にあります。せっかくなら最高点を踏みたかったのですが、だいぶ距離があることと、日没を迎えてしまったことから、諦めました。

山頂広場に戻ってきたら、マジックアワーや街の夜景を楽しみます。ISO感度を下げてきれいに写してみました。

既にロープウェイは動いていない時間帯なので、帰りは同じ道を歩いてピストン下山です。樹林帯で且つ東向きの斜面なので、既に真っ暗です。足元だけ登山靴を履いていましたが、その他の登山装備は持っていなかったので、スマホのライト機能を使って下りました。しかし片手が塞がれてバランスが取りづらく、ヘッドライトの利便性を改めて感じました。登りでは特に迷う要素を感じませんでしたが、視界が狭くなるとつい誤った谷の方へ向かいそうになるシーンがあり、夜間は特に慎重を期す必要がありますね。ロープウェイの進路を交差する箇所では、街の夜景を楽しめます。距離が近い分、山頂から見下ろす景色とは、少し違った趣でした。

今回の山行データは、以下の通りです。

距離3.64km
歩行時間1:25:42
経過時間1:28:48
高度上昇298m
平均心拍数115bpm

きちんと予定に組み込んでいたわけではないですが、登れたら登ろうと思っていた眉山に登ってきました。そのため随分遅い出発となってしまいました。30分程度で登れる山ではありますが、それでも日没後は道迷いのリスクが増えるので、もう少しスケジュール管理をきちんとすべきでした。特に日が暮れているのに最高点を目指して山頂広場から先へ進んだのが反省点ですね。山頂からは市街地と四国山地をそれぞれ見渡すことが出来、公園などの施設も多くて、市民に愛されている山だと感じました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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