ドライスーツを購入

以前から欲しいと思っていたドライスーツをついに購入しました。関東地方に住んでいる身としては、ドライスーツがないと近場で潜れる時期がだいぶ限定されてしまうので、ぜひ欲しいところでした。場所によっては通年ドライスーツが望ましいこともあるので、そうした意味でドライスーツの購入は、ダイビングのフィールドを広げてくれるものだと思います。

ダイビングに関わる主要器材のうち、自己機材を保有していないものとして、BCとレギュレータが残っており、どちらを先に購入するか少し迷いました。BCとレギュレータを購入すれば、ウェットスーツの時期なら全て自己器材で完結できるのも魅力的です。ただ今回は、分かりやすく潜れるフィールドが広がるドライスーツを選びました。

ドライスーツを購入するにあたり、最初に決める必要があるのは、ネオプレンとシェルのどちらを選ぶかになります。極度に低水温の水域で潜る場合は、インナーによる保温の自由度が高いシェルドライが望ましいそうで、最初はこちらで検討していましたが、インターネット上の諸々の記事を見ていますと、いずれも最初の一着にはネオプレンを薦めているので、素直に従うことにしました。

ウェットスーツをMOBBY’Sで作っているので、ドライスーツもMOBBY’Sで作ることにしました。MIC21にてオーダースーツ30%引きのキャンペーンを開催しているので、乗っかります。一番大きな要件として、一人で着脱できるフロントファスナー型であることを挙げました。3種類か4種類くらいに絞られますが、その中では比較的お手頃価格なものとして、”CHEST ZIP DRY MAX”を選びました。”CHEST ZIP DRY”でも良かったのですが、オーダーカラーを脚部分の差し色を入れる形でイメージしていたため、MAXにしました。

これまで流氷ダイビングで一度だけシェルドライをレンタルして使いましたが、実質初めてのドライスーツなのでオプションの要否はあまりイメージがつきません。このモデルは元々リストバルブなのでそのままにして、小水ファスナーだけ付けてみました。休憩中にドライスーツを脱ぐようならあまり意味はありませんが、極寒などそうはいかないケースもあるでしょうし、脱ぐのを待てないタイミングで尿意が襲ってくることもあるでしょうから、備えあれば憂いなしです。

カラーはベースをPaleBlueにして、肩部分はIDMO柄、脚の差し色はRed、脇部分はOrange(TAN)にしました。最初はウェットスーツとは全然違う派手な色彩にしようかな、とも考えていましたが、結局ウェットスーツと似たような色彩に落ち着きました。上の写真はスペースの都合により、スマホを使って白熱灯の下で撮影したので、赤味が強くなり少々くすんで見えますが、太陽光下で見るともう少し鮮やかです。初めてのドライスーツ着用に疲れてしまい、三脚を引っ張り出して一眼使って蛍光灯下で撮影する気合いは残っていませんでした。

そして頭の防寒対策として、フードを買いました。MOBBY’Sのドライフードです。既製品なので色は黒です。ウェットスーツもフードベストによる頭の防寒は、体感温度に大きく影響することを実感しているので、こちらは必須です。

あとは保管や運搬に関わるものとして、下記を購入しました。

  • ネックガードハンガー
  • ドライスーツバッグ

他にはドライスーツ専用のインナーを買いました。COMFORT AERO IIのトップスとボトムスです。専用でなく既製の適切な衣料品でも良いのですが、とりあえず専用品を一着持っていれば安心かと思って購入しました。

そして念のため、ウェイトバックセットを買いました。腰への負担を懸念しての購入となりますが、こちらは必ずしも要るものではありません。ただ身体への負担を軽減できるに越したことはありません。自分にとって心地よいウエイトの位置が分かれば、その後のダイビングでも同じ設定を使いまわせるので良いと思います。

その他小物として、着脱時の潤滑剤を買っておきました。こちらはなくても着脱できていますが、使えばより快適に着脱できると思うので、今度試してみようと思います。

というわけで、色々込み込みにした結果、30%引き適用後で約310Kとなりました。たっぷり元を取るぞー!

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