さて、この日からダイビングです。朝食は7時からで、出発は8時30分なので、準備に余裕が持てます。港まで近いので、良いですね。昼食は、近所にある佐藤商店にて、おにぎりを2個買いました。小笠原のダイビングは、ショップに注文してもらう形式ではなく、持参するスタイルのようです。
今回お世話になるのは、Deep Blueさんです。港に着いたらさっそく出港です。ゲストダイバーは自分を含めて4名。二見港から北へ向かいます。西島を過ぎたあたりで、一旦停まり、ドルフィンスイム。しかしイルカは泳ぎがとても早く、飛び込んだ頃にはすっかり見えませんでした。しかし、シュノーケリングは毎度水が入ってしまい、苦手です。
最初のポイントはスモール。弟島沖にあります。クマザサハナムロの大群が視界を覆い尽くし、そこをヒレナガカンパチが泳いで行きます。岩場にはアカイセエビも見られました。泳いでいるアオウミガメもいましたね。
次のポイントへ移動しながら水面休憩。空模様は曇天。島の方を見ると、スコールが降っているようで、すっかり灰色になっています。
2本目のポイントは、閂ロック。南島の傍です。水底を泳ぐ2匹のエイやネムリブカ、ギンガメアジなどを見られました。砂地もきれいでしたね。海草もたくさん生えていて、その中にアオウミガメがいました。ダイバーたちが周りを囲んでも、気にせずムシャムシャと海草を食べています。ひとしきり満腹になったのか、最後は颯爽と泳いでいきました。このダイブは、最大深度は28メートルで、比較的深くまで潜りました。
南島の傍で昼食休憩。浅場で砂地だと、海が明るい青に染まって、南国の感じが高まりますね。海の上を見渡すと、ポツンと切り立った岩があり、根元が波に侵食されているので、まるで浮いているように見えて、楽しいです。
さて、3本目のポイントは、沖二子岩。さっそくウメイロモドキの大群が迎えてくれます。それからイセエビを見かけたり、ミナミイスズミやヨスジフエダイの群れにも出合いました。他にもエイやアオウミガメなど、色々な生き物を見られて、魚影も濃かったです。
夕方、民宿へ戻ります。明日以降もダイビングするので、器材類は預けたままです。3本潜ると結構疲れるので、ベッドでずっと寝ていました。夕食は、煮魚やお刺身、ハムソーセージのサラダなどをいただきます。
食後は部屋で少し休んでから、大村海岸へ向かいました。目的はスターウォッチング。この日は多少雲はあったものの、晴れていたので星を見られました。ただ、集落の中なのでそこそこ光があり、満天の星空とまではいきません。湾内には海上自衛隊の演習船が停泊していました。
民宿に戻ったら、明日のダイビングに備えて、就寝です。