2023年03月19日、宮古島で久しぶりに潜ってきました。前回は2006年03月なので、実に17年ぶりです。宮古島といえば地形が有名なので、そちらを楽しみにしてきました。前回はAOW講習でしたので、まだ地形を堪能するまでに至っていないと思います。
今回お世話になったのは、「カラカラ先生のダイビングスクール」さんです。到着日ダイビングを予定していたのですが、飛行機の大幅遅延により叶わず、翌日からダイビングとなりました。
1日目は、荷川取漁港から出港し、3本潜ってから帰港する流れになります。スーツはウェットスーツで、フードベストも着込みます。そしてタンクが一般的なものより重いとのことで、ウエイトは通常よりマイナス2kgとなりました。この日は宮古島三大地形ポイントを全て回ります。
1本目は魔王の宮殿です。海中にぽっかり空いた穴の中から宮殿内部へ入ります。内部は真っ暗になる場所もあるので水中ライトが必要です。自分は持っていないので、他の方の光に頼ります。最近水中ライトの必要性を感じるシーンが多いので、そろそろ購入を検討ですかねえ。宮殿内にはアカマツカサが岩壁に沿って群れていました。最後は上に見える青い穴から宮殿を出ます。
宮殿を出た後は、アカホシガニダマシやミゾレウミウシなどマクロを楽しみました。
本数 | 159 |
日付 | 2023/03/19 |
エリア/ポイント | 宮古島/魔王の宮殿 |
潜水時刻 | 09:29-10:09 |
水深(平均/最大) | 15.9m/24.4m |
水温(水面/水底) | 24.7℃/23.5℃ |
2本目は、通り池です。海中トンネルを抜けて、海から池に移動します。この海中トンネルはかなり広く、水底は50メートル以深となります。且つトンネルの天井も30メートル弱と深めなので、深度管理に注意が必要です。目安になる対象物が少ないので、ダイコンで深度を細かく確認しないと、知らない間に深く落ちてしまいます。途中、近くをロウニンアジが泳いでいきました。
池に近づいてくると、海水と淡水が混じる層に当たり、ハロクラインが現れます。以前セノーテダイビングで見て以来です。深度を上げて浮上していくと、やがて完全に淡水になります。レイクダイビングをしている気分ですね。
水面に顔を出したらBCで浮力確保します。水温は20度と少し冷たいですが、小時間滞在する分には特に気になりませんでした。通り池は陸上からも観光スポットとなっており、池から観光客を見上げるという、ダイバーならではの体験もできました。曇天だったのが唯一残念なところ。陸上の景色の映えは、海中よりも天気による影響が大きいです。
再び水中に戻り、海中トンネルを通って、海へ戻ります。ネムリブカやマダラエイを見かけましたが、写真には上手く収められませんでした。深度もある場所ですし、あまり無理して撮影することは避けました。他にはキンギョハナダイの小さな群れや、ハナビラクマノミ、ドクウツボなどを見ました。
本数 | 160 |
日付 | 2023/03/19 |
エリア/ポイント | 宮古島/通り池 |
潜水時刻 | 11:04-11:45 |
水深(平均/最大) | 15.1m/27.0m |
水温(水面/水底) | 23.8℃/23.3℃ |
2本目を終えたら昼休憩。昼食はカレーライスでした。
3本目は、アントニオガウディです。スマイルマークのような入口から内部へ進入します。水路の間を縫うように進んでいくと、アーチの中から降り注ぐ青い光が印象的な光景が広がっています。地形の全景を収めたかったのですが、ワイドすぎて収めきれませんでした。地形撮影にもワイコンはあった方がありがたいですね。
マクロも、ベニゴマリュウグウウミウシ、イガグリウミウシなどを楽しみました。安全停止に向かう途中では、タコやシマキンチャクフグなどを見ました。
この日は1本目から3本目にかけて徐々に深度が深くなっていくダイビングでしたので、3本目は特にNDLに注意を払いました。見ていた限り、最深部でも6分以上は残っていたはずです。
本数 | 161 |
日付 | 2023/03/19 |
エリア/ポイント | 宮古島/アントニオガウディ |
潜水時刻 | 13:20-13:58 |
水深(平均/最大) | 16.0m/35.4m |
水温(水面/水底) | 25.3℃/23.3℃ |
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