小樽の旅~2日目

2日目、部屋で朝食を食べたら、小樽駅へ向かいます。そこからバスに乗車してキロロリゾートを目指します。リフト券とのパックが欲しかったので近くの窓口で訊いたら、奥にある第1ビルで取り扱っているとのこと。バス停から少し離れているので、気づきませんでした。

なお、チケットは当日購入していますが、事前予約が必要です。確か乗車時に名前の確認があったと思います。バスに乗ってしばらく進むと、山道に入り、小樽の街並みを見下ろすことができます。深い雪に包まれた山の景色に、期待が高まるばかり。およそ1時間でキロロリゾートに着きました。

バスを降りたら、マウンテンセンターに行き、リフト券を引き換えます。結構行列ができていました。リフトパスを受け取ったら、レンタルルームへ向かいます。このマウンテンセンター、客層に外国人が多いせいでそう見えるのかもしれませんが、何となく雰囲気がフィンランドのレヴィで滑った時のスキーセンターと似ているように感じます。ウェア、ブーツ、スキー板をレンタルしたら、ゲレンデへ。

さっそく麓からゲレンデを眺めます。気持ちの良い景色です。混雑していないので、人ではなく雪を堪能することができますね。さっそく長峰第1エクスプレスに乗ります。ゲレンデマップで見た感じでは、もっと短いと思っていたのですが、ぐんぐん上りますね。広いって素晴らしいです。長峰第1エクスプレスの終点からは、初級者向けのコースですが、途中に分岐があったり、そこそこ長めのコースなので、何回か滑っても飽きません。遠くに見える周囲の連山も壮観です。

何回か滑った後は、ゴンドラに乗って、朝里へ向かいます。15分超乗って到着した朝里は、麓とは別世界です。キラキラとダイヤモンドダストのような雪が舞い、とても美しいです。そしてどこまでも続くような雪原の開放感が溜まらないです。ここのレストランで昼食をとろうと思いましたが、ちょっと混んでいたので、後で来ることにしました。

麓まで下りるコースは結構長く、途中に少し急な斜面もありましたが、斜めに滑ってスピードを殺せば、何とか下りられました。まだ力で捻じ伏せている部分が大きいので、ちょっと足には来ますね。しかし、真っ白な雪原に真っ青な空が見事で、本当に美しい景色でした。人の数が少ないのも良いですね。

麓に下りてくると、さすがに朝方より人が増えています。それでも関東近郊のスキー場に比べれば全然空いており、快適には変わりありません。

その後再び朝里まで行き、朝里ビューでスープカレーセットをいただきました。大振りな野菜がうまうま。閉店時間が近いので、空いていました。

お腹を満たしたあとは、長峰第1エクスプレスや余市第1エクスプレスで何回か滑りました。だんだん日が傾いできて、日陰になった箇所はブルーに染まり、純白の白銀とは違った趣を感じられて良かったです。

こうして、長峰第1エクスプレス6回、朝里ダイナミック2回、余市第1エクスプレス2回を楽しみました。1回のリフトで結構上るので、この見た目の回数よりは、長い距離を滑っています。雪質もふわふわで、満喫しました。

テクニック面では、あまり上達はしていません。右へのターンがどうしても慣れません。雪面しだいでは上手くいくこともあるのですが、どうしてもエッジが引っ掛かってしまうことが多いです。急斜面は斜めに滑って、ターンではエッジを効かせて速度を落とせば、コントロールできる範囲で下れそうだと分かりました。重心移動とエッジの効かせ方は、体に覚えさせたいです。でも年1なので、なかなかそうもいかなくて。あと、クロスカントリーみたいな平面も滑ったのですが、ここはどうしてもストックに頼ってしまい、力任せでした。

それから、マウンテンセンターに戻ってレンタル品を返却したら、2階にあるときわ湯で一風呂浴びました。スキーの後のお風呂はやっぱり良いです。サウナもあったので入ろうかと思いましたが、3人くらいしか入れず、満席でしたので、バスの時間を鑑みて断念です。スキー場を眺めることが出来る露天風呂もあって、最高でした。雪と露天風呂の組合せ、大好きです。お湯は少し染みる感じがしましたが、温泉ではないはずなので、体が冷えてたせいですかね。

お風呂を上がったら、ライトアップが始まったゲレンデを眺めて名残惜しみつつ、帰りのバスに乗りました。1時間ほどで小樽駅に着きました。

すっかり真っ暗になった街中を歩きつつ向かった先は、郷土料理のお店である、おおとみ。まずは枝豆と牡蠣フライで、ビールジョッキ2杯。それから天ぷら盛り合わせと地酒の千歳鶴。最後はお寿司の盛り合わせと店銘柄のおおとみで、締めました。郷土料理のお店なので、観光で来る人も多いようで、カウンターの隣の方でそんな話をしていました。奥の方は常連さんっぽい感じでした。

お酒を結構飲んだので、いい気持ちで街を歩いてホテルへ向かいます。都会に慣れてしまったせいか、小樽の街の明かりの少なさが新鮮です。店じまいした商店街を抜けて、コンビニでウコンの力を購入。ホテルに着いたら、テレビを見つつ、その後はすぐに就寝でした。

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