2日目、6時30分ごろ、起床。窓の外を見るとまさかの降雪。道理で寒いわけです。1階へ行き、朝食をいただき、9時すぎにチェックアウト。
雪が降る中、戸隠五社巡りをします。奥社と九頭龍社は前日に参拝したので、今日は三社を巡ります。紅葉を背景として雪が待っている不思議な光景のなかを歩きます。
戸隠神社中社に着いたら、拝殿でお参りします。それから御神木やさざれ滝を見学します。続いて男坂を下りて、戸隠の三本杉を見上げます。三本がぎゅっと集まっているから三本杉かと思っていたら、同じような杉がもう少し広範囲に3本あり、それらを三本杉と称するようです。
中社の参拝を終えたら、戸隠古道を通って、火之御子社を目指します。しばらくは舗装された生活道路を歩き、途中から林道になります。だんだんと天気が回復してきて、太陽の光も降り注ぎ、気持ちの良い林道歩きです。
火之御子社に着いたら参拝をして、隣にある夫婦杉を見上げます。それから再び林道を歩いて、宝光社に向かいます。だんだんと登ってくる人たちが増えてきました。
宝光社で参拝を済ませたら、五社巡り完了です。本来の順番としては、宝光社からスタートするのですが、戸隠登山の都合上、下ってくる形としました。
昼食は宝光社の傍にあるつる家にて、そば定食と生ビールをいただきます。戸隠神社五社に見立てて配置された戸隠そば。天ぷらや炊き込みご飯、小鉢もついて、贅沢に楽しみました。
その後は宝光社バス停からバスで移動します。そして善光寺大門で下車して、善光寺へ向かいます。仁王門をくぐり、仲見世通りを抜けて、山門をくぐり、本堂までやって来ました。さっそく本堂で参拝を済ませます。
それから紅葉を楽しんだり、忠霊殿、徳川家大奥供養塔、経蔵、佐藤嗣信・忠信の兄弟塚などを見学します。広場ではびんずる市も開催されていました。
そろそろ善光寺を後にしようとしたら、ついに日の光が差してきました。青空バックの山門や、濡れ仏、六地蔵を写真に収めます。地獄界の菩薩様が一刻も早く人々を救いに行こうと足を踏み出している様子は、心打たれます。
それから中央通りを下って、長野駅まで歩きます。今夜の宿は夕食なしで予約していましたが、予定より早く着けそうなので、電話して夕食ありのプランに変更しました。途中でながの獅子舞フェスティバルを見かけつつ、30分弱で到着です。
長野駅に着いたら、しなの鉄道の北しなの線で、妙高高原駅まで移動します。妙高原駅から宿まで徒歩だと厳しいので、送迎してもらいました。
この日お世話になるのは、赤倉ホテル。チェックイン後はさっそく温泉を堪能します。複数のお風呂がありますが、最初に入ったのは有縁の湯。内湯、露天、ジャグジーがある一番大きなお風呂です。サウナは休止中でした。
それから夕食をいただきます。先付で色々な味を楽しみ、のっぺ汁、お造り、土瓶蒸し、サーモンときのこのバター焼きなどを堪能します。お酒は、君の井と妙高山を各々180ml瓶でいただきました。料理の品数が多いので、お酒も進みます。和牛の煮込みとごはん、味噌汁で、食事もしっかり味わいました。デザートは抹茶プリンです。
夕食後はのんびりしつつ、楽々の湯へ向かいます。このタイミングで入っておかないと、全て回りきれなくなりそうなので、入りに行きます。有縁の湯よりは狭いですが、源泉掛け流しなので、硫黄の匂いが強めで、温泉感が高いです。温度の違う湯舟が3つありますが、高温となっている湯舟もそんな強烈に熱いわけではありません。湯上り後はコーヒー牛乳で一服しました。
部屋に戻ったら、23時30分ごろ就寝です。